ようこそ!琵琶湖のほとりへ

2014/05/05(月)08:32

最古の茶園、新芽つややか 滋賀・日吉大社で茶摘祭

汗ばむ陽気の中、新茶を摘む園児たち(2日午前10時、大津市坂本3丁目・日吉茶園) 八十八夜の2日、日本最古の茶園と伝えられる日吉大社の「日吉茶園」(大津市坂本3丁目)で茶摘祭が営まれた。汗ばむ陽気の中、神職や巫女(みこ)、市内の幼稚園児が、つややかな黄緑色の茶の新芽を摘み取った。  日吉茶園は、平安時代に天台宗の開祖・最澄が唐から持ち帰った茶の実をまいたのが始まりとされる。現在は京阪電鉄坂本駅前に約110平方メートルの茶園が残っている。茶園前に祭壇が設けられ、午前9時半から神事が行われた。馬渕直樹宮司(61)が茶業発展を祈る祝詞をあげた後、竹かごを抱えた巫女らと一緒に坂本、比叡山両幼稚園の園児計約70人が茶摘みをした。子どもたちは茶葉の香りをかぎながら1枚ずつ丁寧に摘み取ってかごに入れていた。(京都新聞)

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る