|
テーマ:BMWのある暮らし(658)
カテゴリ:BMW 自動車エンジン
BMW ニカジルメッキシリンダー![]() BMW M52エンジンなどは BMW M50エンジンなどと比べ、軽量化が大きな狙いで シリンダーブロック(クランクケース)は 軽量で高強度、そして冷えることが必要なのでアルミが採用されました ただ アルミだと耐摩耗性不足などが課題となるので 自動車メーカーは工夫をしています アルミクランクケースのシリンダーとして代表的なものは Niめっきシリンダー、Fe溶射シリンダー 鋳鉄のシリンダーライナー鋳ぐるみもしくは圧入シリンダー そして 米のレイノルズメタル/Reynolds Metalか 独のコルベンシュミット/Kolbenschmidtが開発した Siの含有量が高い、組成がAlSi17Cu4MgのA390合金かALUSILで鋳造された オールアルミシリンダー等があるかと思います ![]() ![]() BMW M52の場合は ライナーレスのアルミクランクケースになり シリンダーライナーの代わりに 独で「ニカジル/Nikasil」法と呼ばれ、耐摩耗性が優れている Ni/SiCの複合めっきが、シリンダーのメッキに用いられていて アルミニウム合金の摺動性能を飛躍に向上させるニッケル素地に 炭化ケイ素/Silicon Carbideを分散させた複合メッキ皮膜を付ける処理で 耐磨耗性、耐焼付性、耐熱性を向上させてたと思います ![]() ![]() ![]() ただ ニカジルは、利点もありますが弱点もあり 世界ベスト10エンジンに選ばれたBMW M52ですが 硫黄分が多く含まれた燃料を使用すると ニカジルがやられる事でシリンダー内が傷つき、圧縮の損失をもたらし 寒い時期にはエンジンが始動しなくなり 4~5万kmでこわれる場合があったようで 99年頃?に Double-VANOS化されたBMW M52TU(Technically Updated)エンジンは 鋳鉄のシリンダーライナーに変更して対策済みですが アップデート前のBMW M52は 仕向け地によって欠陥エンジンになってしまったようです また V8のBMW M60エンジンもニカジルメッキシリンダーなので 同じ問題が起きているようで 低硫黄分のガソリンであれば、まず問題無いと思いますが 日本国外を走っていた中古車を輸入する場合は 注意をした方が良いかもしれません ちなみに ニカジルを考えたのは 1920年に、独のシュツットガルトで創業したマーレ/MAHLEで 67年に NSU Ro 80とベンツC111コンセプトカーに搭載された ロータリーエンジン/Wankel engineのアペックスシールが アルミのロータハウジングに擦れながら回るので 耐摩耗性を高めるために開発され 空冷式エンジンのハイパワー化させ 70年のポルシェ 917の成功に貢献しています ![]() ![]() 日本では スズキが70年頃からNi/SiC等の複合めっきをシリンダーを 採用していたと思います BMWのコンポジットマグネシムクランクケースや TWAS コーティングシリンダーについては お時間があれば t3109 BMW コンポジットマグネシムクランクケース http://plaza.rakuten.co.jp/t3109/diary/200910310000/ t3109 BMW TWAS コーティングシリンダー LDS http://plaza.rakuten.co.jp/t3109/diary/201405210000/ を閲覧して下さい AA Schultz(AA シュルツ)ボディー剛性パーツが必要だと思うならBMW タワーバーは、 ボディのことなら ボディとフレームの違いを簡単に説明しています ボディ剛性と補強を簡単に説明しています タワーバーのことなら タワーバー効果について簡単に説明しています タワーバー取付について簡単に説明しています タワーバーの種類を紹介しています タワーバーの装着感想について話してます お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 22, 2014 02:31:06 AM
[BMW 自動車エンジン] カテゴリの最新記事
|