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テーマ:BMWのある暮らし(662)
カテゴリ:BMW 自動車部品
BMW ランフラットタイヤ RSC RFT![]() RSC/Runflat System Componet(ランフラットタイヤ共通名称)は 構造の違いにより大きく サイド補強式 サイドウォール部分の補強ゴムで車重を支える 中子(サポートリング・バックアップリング)式 タイヤ内の中子で車重を支える の2種類があり ![]() ![]() サイド補強式RFT/Run Flat Tire(ランフラットタイヤ)は タイヤの脱落(リム落ち)を防ぐ為に サイド補強ゴムを硬めに配合し上下方向に対する剛性を高くたり 旋回時の荷重移動量により、車両のアウト側の負荷が大きいことから タイヤのアウト側のサイド補強ゴムを硬めに配合したり ビードワイヤーと呼ばれる鋼線の束の張力によってタイヤとホイールを固定する為 ビードワイヤーを太くするなどで、リム落ちの限界を向上させているハズですが 補強されることで乗り心地が硬くなり 従来のタイヤと比べ1本あたり2kg前後重くなるのでバネ下重量が増え ロードホールディング(路面をしっかり掴んで走る)が悪化するかと思います また リム落ちしにくいロープロ(低偏平率)だとサイドウォールが短くなり 補強部分が減ってタイヤを軽くでき従来のタイヤと近い重さを実現できますが リム落ちしやすい扁平率が高い(扁平率60~65以上?)タイヤだと サイドウォールが長くなり補強部分が増えタイヤも重くなるので ランフラットタイヤには向いていないと思います また パンクに気がつかない場合があるので TPMS/Tire Pressure Monitoring System(タイヤ空気圧監視システム)が必需品になり 乗り心地が硬くてサスペンションやボディーに負担がかかる上に パンク状態で走り続けるとボディーなどにさらに負担がかかるので 新車開発段階から自動車メーカーと連携して密接な開発協議が求められるかと思います 利点は 本数が増えるとコストダウンが可能で テンパータイヤ(スペアタイヤ)の生産が不要になり 廃タイヤの総発生本数は 9000万本(内スペアタイヤ400万本ぐらい)程度あったと思いますが リサイクル(リサイクル率90%程度)や処分されるタイヤが少し減ってくれ スペアタイヤが約11kgぐらいなので車両全体として約3kg程度の軽量化ができ フラットタイヤ(空気圧0kPa)でも 時速80キロ以内で80km(ISOで定められた走行可能距離)走行できるので 交換や応急処置が防犯上の理由から嫌がられる北南米や 路側帯サービス施設が手薄な中近東では、防犯上や安全性に優れ 大きな電池を搭載する電気自動車、ハイブリット車には スペアタイヤ分のスペースユーティリティーが改善できるかと思います ![]() ![]() 一方 MichelinのPAX(PAV/Pneu a Accochage Vertical)システムや ContinentalのCSR/Continental Safety Ringなどの中子式ランフラットタイヤも TPMSが必需品になり パンク状態で走り続けるとボディーなどに負担がかかるので 新車開発段階から自動車メーカーと連携して密接な開発協議が求められ PAXシステムは フランス語の頭文字から来ていたハズで当初PAVと呼ばれましたがPAXに改名され 中子がゴム製もしくは米国ダウのポリウレタン製でPAX専用のホイールとタイヤを使用し 専用ホイールに合わせたタイヤチェンジャーが必要になり 空気圧ゼロの状態で時速80km以内で最大200km走行可能なハズで 中子などは、スペアタイヤと同等の重さだったハズですが コストでスペアタイヤに負けてしまうと思います CSRは 「M字」の中子がメタル製もしくはカーボンとアラミド繊維のハイブリッド製で 通常のホイールとタイヤが使用でき パンクした場合には中子が中央で車重を支えつつ左右に開くことで タイヤのビードをリムに固定させリム落ちを防ぎ最大2000km走行可能なハズで 中子がカーボンとアラミド繊維のハイブリッド製の場合 スペアタイヤと同等の重さだったハズですが 中子がメタル製の場合サポートリングが5kg前後になるハズで コストや重さでスペアタイヤに負けてしまうと思います 利点は 安全性や防犯などについはサイド補強式と同じですが トラックなど重量のあるクルマに使え、空気圧ゼロの状態でリム落ちもまず無く 通常のタイヤと同じ乗り心地が可能だと思います ![]() BMWの場合、走行性能にこだわる BMW M3(E46以降)、BMW M5(E39以降)、BMW M6(E63以降)やアルピナなどは ランフラットタイヤが未採用で モビリティシステム(タイヤパンク応急修理キット)になりますが サイドウォール部分にBMW認定を示す星印があるサイド補強式ランフラットタイヤは 1996年頃から生産されたプロテクション仕様の BMW 528i Protection Line(E39)、BMW 540iP(E39)、BMW 740iLP(E38/2PL) BMW 750iLP(E38/2PL)などに OE/Original Equipment(ライン組付用)タイヤとして Goodyear Eagle NCT5 EMT/Extended Mobility Technologyや Dunlop SP Sport 2000E DSST/Dunlop Self Supporting Technologyなどと リム落ちを減らすEH2/Extended Hump等のホイールを組合せ 98年頃からパンク状態を警告する為にBMWのTPMSであるRDW/Tire Pressure Warning (00年頃からRDC/Tire Pressure Controlがオプション)を装備し エマージェンシーランニングシステムとして初採用したハズで BMWの中子式ランフラットタイヤは プロテクションやセキュリティー仕様のBMW 540iP(E39)、BMW 750iLS(E38/3)に PAXに似た樹脂の中子と一般的なH2/Double Humpのホイールを組合せ オプションでBMWのTPMSであるRDCを装備し エマージェンシーランニングシステムとして初採用したと思います BMWのスタンダード仕様にサイド補強式ランフラットタイヤが初採用されたのは 当初からサイド補強式を使う方針で開発した02年のBMW Z8(E52)で OEタイヤとしてブリヂストン POTENZA RE040 RFTが採用され POTENZA RE050 RFTを採用したBMW Z4(E85)などからは スペアタイヤの収納スペースであるトランクの凹部が無かったと思います ランフラットタイヤの走行可能距離については RDWやRDCで空気圧が150~170kPa(1.5~1.7kg/cm2)ぐらいに減ると警告し 走行テストでは、警告から70~80%の確率で約1000kmぐらい走行できたハズで 空気圧0kPa時でも時速80キロ以内で 1人乗りで200~500km程度、4人乗り(ロードスターは2人)で150~250km程度 フルロードで50~80km程度、走行できたと思います 最後に ランフラットタイヤは評判が悪いですが、BMWはボディー剛性などを常に改良し タイヤメーカーはサイドウォールの強度を高めつつ乗り心地を改善しようと 努力していると思います BMW純正アロイホイールは、狂いの無いことを売りにしていますが ホイールのホイールセンターリング(センターボア)にグリスを塗布しても ホイールとハブが固着してしまってホイールが外れない場合がよくあるので スペアタイヤやモビリティシステムなどより安全性や防犯上に優れている ランフラットタイヤの方が良いかと思います BMWのモビリティシステム、BMWスペアタイヤ、ミシュランTRX ホイールのEH2、BMWのTPMS、タイヤの赤色黄色マークについては お時間があれば t3109 BMW M モビリティシステム http://plaza.rakuten.co.jp/t3109/diary/201104070000/ t3109 BMW スペアタイヤ http://plaza.rakuten.co.jp/t3109/diary/200802050000/ t3109 BMW ミシュラン TRX http://plaza.rakuten.co.jp/t3109/diary/200806070000/ t3109 BMW RPA タイヤ空気圧警告システム(BMWのTPMSについて) http://plaza.rakuten.co.jp/t3109/diary/201105210000/ t3109 BMW EH2・EH2+ ハンプ(RFT用ホイールのEH2について) http://plaza.rakuten.co.jp/t3109/diary/201105200000/ t3109 BMW ホイールバランス ハイ軽マーク(タイヤの赤色黄色マークについて) http://plaza.rakuten.co.jp/t3109/diary/201105250000/ を閲覧して下さい お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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January 19, 2026 07:24:19 PM
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