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カテゴリ:BMW 自動車部品
BMW キセノンヘッドライト![]() BMWが採用するキセノンヘッドライトは HID/High Intensity Dischargeランプで、ナイター照明などの メタルハライドランプに属し 1988年に、BMW、ルノー、Bosch、Valeo、Osram等 欧州の自動車メーカーやサプライヤーによって共同開発され 92年前後に 現場データ収集の目的で、BMW 7シリーズ(E32)に採用されたのが 量産車として初めてだったと思います BMW E32に搭載された第1世代のキセノンヘッドライトは ライトとコントロールモジュール(LCM/Lighting Control Moduleなど)ともに Hella製を採用し 欧州のECE、米国のFMVSS/Federal Motor Vehicle Safety Standardsや 日本の道路運送車両に基づく保安基準で正式に認可されていなかったので セミシールドビーム内のリフレクター等の腐食等を考え ヘッドライトの個々の部品交換は出来ず、当初はヘッドライトAssyだった と思います ![]() 95年には欧州 96年に米国と日本でもキセノンヘッドライトが正式に認可され BMWのキセノンヘッドライトも第2世代に進化し ライトとコントロールモジュールともにBosch製を採用し部品交換が可能になり BMW 7シリーズ(E38)の前期に搭載されたと思います その後 BMW E38の後期には、ライトがBosch製でコントロールモジュールがHella製 BMW 5シリーズ(E39)には、ライトとコントロールモジュールともに Hella製を採用した第3世代に進化し LWR/Headlight Beam Throw Control(オートレベライザー)付の キセノンヘッドライトになったと思います また BMW 3シーズ(E46)後期?からバイキセノンヘッドライトに変更され AHL/Adaptive Headlights(アダプティブ・ヘッドライト)が 投入されていったと思います BMW E38の第2と第3世代の違いは 第2世代がヘッドライトの下縁が平坦で 第3世代は、ヘッドライトの下縁にロー、ハイビームに合わせて 丸め(スカラップ)出っ張りがあります ![]() ![]() BMWのキセノンヘッドライトは 従来のハロゲンバルブと比較して、寿命は2~3倍程度 消費電力は2/3程度 色温度を表す単位のケルビン(K)は 太陽光に近い4000~4500kあたりで、だいたい1.3倍ぐらい 明るさの光の量を表す単位のルーメン(lm)だと2.5~3倍ぐらいあり BMWが、量産車で初めて採用した 集光レンズを使うエリプソイド(プロジェクター)技術や 高いルーメンとケルビンを組み合わせることで 車両前方を広く明るくし すべての走行条件において夜間の視認性が改良されているハズで 安全性とドライバーの快適性を向上させたのではないかと思います (右側通行の場合)BMWのキセノンヘッドライトは バッファガス(不活性ガス)として アルゴンガスを封入しているメタルハライドランプでは立ち上がりが遅く できるだけ早く点灯させる方法として キセノンガスを高圧で封入することで光を立ち上げていると思います ただ キセノンガスを高圧で封入することで、高い起動電圧が必要になったので イグナイターが装備されています ![]() ![]() ![]() バルブ動作のフェーズとしては 始動フェーズ: ヘッドライトをオンにすると バルブへの電力供給を調整するためのキセノン制御モジュール(バラスト)は LCM/lighting control module(E38・E39)やLSZ(E46)等から動作電力を受け キセノンガスが電離してアーク放電を開始するために 車の電圧は12Vですが、イグナイターで18~25kV(18000~25000V)まで昇圧し 昇圧した高電圧を電極にを加えたと思います ウォームアップフェーズ: 短時間で光を立ち上げるために 過大電力を注入してバルブを短時間で暖める制御を行いますが 無制限に電力を注入するとバルブの寿命(電極磨耗が加速)が短くなるので ECE 99(キセノンバルブ規格)に規定されている 最大出力電力を75W以下、最大出力電流を2.6A以下で制御し 電極間に継続的な電流の流れを確保し、バルブ内の環境を安定させたと思います コンティニュースフェーズ: ウォームアップ・フェーズが完了すると ランプ電圧が85Vのバルブを使用した場合(光を安定させる為に85Vの電圧が必要です) 継続的な光に必要な動作電力は、従来のハロゲンバルブよりも小さい35Wに低減させ 消費電力を抑えていたと思います ![]() BMWなどが採用するバイキセノンヘッドライトは バイキセノンはHella KGaA Hueck & Co.の登録商標です キセノンヘッドライトの設計とは対照的に ロービーム時は、キセノン側ライトのプロジェクター内部の電磁遮光板が閉じることで ハイビームの配光をカットし ハイビーム時は、電磁遮光板が開くことでハロゲン側ライトの配光を補足する ローとハイビームの切替え可能なヘッドライトになります ただ ローとハイビームの切替えが可能でも 消灯状態から点灯直後は、正規の発光状態が直ぐに得られないために パッシングにはハロゲン側ライトが使用されているハズです ![]() ![]() HIDヘッドライトは イグナイターからバルブまでの配線は、約2万Vの高電圧が発生しますので 各ハーネスを持ったまま点灯しないでください 点灯時および消灯直後はランプが高温になりますのでやけどする恐れがあります バルブ交換時は、必ず消灯し冷えてから交換してください キセノンバルブは、環境負荷物質の水銀を使用してる場合がありますので 廃棄時に注意が必要です 取り扱いには十分に注意してください BMW ヘッドライトについては お時間があれば t3109 BMW レーザヘッドライト http://plaza.rakuten.co.jp/t3109/diary/201402190000/ t3109 BMW ハロゲンバルブ(エリプソイドランプについて) http://plaza.rakuten.co.jp/t3109/diary/200809230000/ t3109 BMW LEDヘッドライト http://plaza.rakuten.co.jp/t3109/diary/201012160000/ t3109 BMW アダプティブヘッドライト http://plaza.rakuten.co.jp/t3109/diary/201301030000/ t3109 BMW ナイトビジョン http://plaza.rakuten.co.jp/t3109/diary/201301090000/ を閲覧して下さい AA-Schultz シュルツボディー剛性パーツが必要だと思うならBMW タワーバーは、 ボディのことなら ボディとフレームの違いを簡単に説明しています ボディ剛性と補強を簡単に説明しています タワーバーのことなら タワーバー効果について簡単に説明しています タワーバー取付について簡単に説明しています タワーバーの種類を紹介しています タワーバーの装着感想について話してます お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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February 13, 2016 06:23:41 PM
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