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カテゴリ:BMW 自動車部品
BMW ロングライフオイル etc.![]() BMWのロングライフオイルは 1998年以降のBMWの為に指定され、周囲の温度に関係なく どの時期でも世界中で使用できることを確かなものにする為に BMWがテストしたエンジンオイルで BMWのロングライフオイルを使用する場合 SAE VG/Viscosity Grade(米国自動車技術者協会粘度グレード)を 例外を除いておさえとく必要はない・・・・とBMWは考えていると思います たしか、BMWの説明書にも オイルの品質はエンジンの機能と寿命に大きく影響するので いろんな試験を行いエンジンオイルを決めています・・・・・ なんてことが書いてあったと思います ![]() 25000kmまで交換不要と謳われているBMWのロングライフオイルですが 化学合成オイルは、鉱物オイルと比べて劣化スピードは遅くなりますが 汚れ方は鉱物オイルと変わらず 交換サイクルが早いエンジンとでは、スラッジが雲泥の差だと思います 25000km毎にしても特に問題ないと思いますが やっぱり・・・・・交換は、遅いより早い方が良く 個人的に、日本だと15000km/2年ぐらいがボチボチだと思います オイル交換が早いと環境に悪そうですが 昔からエンジンオイルなど潤滑油(廃油)は、回収しスラッジや水分を除去して 再生潤滑油や重油代替燃料油として再生重油になり、リサイクルされています ![]() オイルの消費量は 走行条件などにより異なりますが、一般的に5000~10000km走行で1Lぐらい 消費するので補充や充填は必要で BMWのオイル最大許容消費量は 普通のエンジンで1000kmで0.7L、Mエンジンで1.5Lだったと思います 補充や充填に際して、数種類の純正エンジンオイルの名前がでてきます 思い出してみました High Power Special(スペシャル オイル) 1997年ぐらいまで使用され、オイル交換が1万5000km?だった頃のエンジンオイルで ダブルバノス以降のBMWエンジンには好ましくないエンジンオイルだった と思います Longlife-98(ロングライフ 98・LL-98) スペシャルオイルに代わってロングライフ化の為に98年に導入されたエンジンオイルで バルブトロニックなどの最新エンジンには好ましくないエンジンオイルだった と思います Longlife-01(ロングライフ 01・LL-01) ロングライフ-98に変わって01年から導入されたエンジンオイルで BMWの厳しい品質要求事項を満たし、ほとんどのBMWエンジンで使用できる優等生で ほぼすべてのガソリンとディーゼルエンジンに使用されてたと思います Longlife-01-FE(ロングライフ 01FE・LL-01FE) バルブトルニックが搭載されているエンジンで使用され低粘度が特徴なので 燃費に好影響を及ぼすことができるエコオイル?だったと思います 個人的に、低粘度オイルはオイル消費量が大きいと思います Longlife-04(ロングライフ 04・LL-04) 各国の排出ガス規制で触媒の耐久性が強化され、ディーゼルエンジンに装着される DPF/Diesel Particulate Filterの耐久性を保証する為に開発され 2004年から導入されたエンジンオイルで ディーゼル車が輸入されていない地域には販売されていないハズで ほぼすべてのガソリンとディーゼルエンジンに使用されてたと思います 後・・・・SAE 10W-60 S54などは、カストロール ピュアレーシング SAE 10W-60 海外だとCastrol TWS Motorsport SAE 10W-60だったと思います 例えば 01年から導入されたBMW Quality Longlife-01(ロングライフ 01・LL-01)は ACEA/Association des Constructeurs Europeens d'Automobiles(欧州自動車工業会) 規格だと Axカテゴリー(ガソリン)とBxカテゴリー(ライトバン用ディーゼル)が統一され Ax/Bxカテゴリーとなった「A3/B3」で A3/B3だと 高性能ガソリンエンジン自動車やライトバンディーゼルエンジン用で エンジンメーカーに指定されたロングドレインと規定される厳しい動作条件での使用 そして、低粘度で年間使用を目的とした安定したエンジンオイルになり A3/B3-08のようにハイフンと数字が書いている場合は 基準が制定もしくは更新された年度になります API/American Petroleum Institute(米国石油協会)規格だと 「SJ/CD EC-II」のハズで SJは エンジンメーカー推薦下で運転される1996年以降のガソリン用 規格廃止されたCDは 高速高出力運転での高度の摩耗およびデポジット防止性を要求するディーゼル用で EC-IIは API規格のENERGY CONSERVING Level IIで規定される燃費改善率を達成した エンジンオイルになり、ASTM(旧・米国材料試験協会)のSeq.VI試験で HR-2テストオイル(20W-30)と比較し、燃費改善率が2.7%以上(ECのみだと1.5%)ある エンジンオイルになります オイルの耐摩耗性や耐酸化性(ロングドレイン)に効果がある添加剤の SAPS/Sulphated Ash, Phosphorus, Sulphur(硫酸灰分、リン、硫黄)については 触媒の性能や耐久性に影響を与えるのでSAPSの低減が求められ Low SAPS(低硫酸灰分、低リン、低硫黄低)が開発されるようになりましたが BMW ロングライフオイルの場合は、Low SAPSが無いハズで BMW LL-01:Full SAPS(高 SAPS) BMW LL-01 FE:Full SAPS(高 SAPS) BMW LL-04:Mid SAPS(中 SAPS) だったと思います SIA/Service Intervall Anzeige(サービスインターバルインジケータ)や CBS/Condition Based Service(コンディションベースドサービス)での オイル管理については お時間があれば t3109 BMW SIA CBSとオイル管理 http://plaza.rakuten.co.jp/t3109/diary/201402030000/ を閲覧して下さい 高温多湿、花粉、黄砂や エンジン内部で結露した水分を蒸発させる機会が少ない短距離、短時間の走行など 日本の気候、交通、使用環境は世界的に最もタフで 欧米の車両にとって、シビアコンディションになります エンジンオイルの走行可能距離数などはあくまでも目安です BMWが想定している走行可能距離数が残っていても BMW LL-01などは、24カ月以内がBMWの交換基準になり 海外のBMWのSIB/Service Information Bulletinでは 12ヶ月での交換を推奨している場合があります また 化学合成オイル仕様のエンジンに、鉱物系エンジンオイルは使わないでください エンジンにあったBMW ロングライフオイルか承認されている化学合成オイルを 使用して下さい、承認されていない化学合成オイルだと エンジンブローする場合があります また オイル添加剤の使用は、推奨されていません また エンジンのフラッシングは、スラッジなどがオイルラインに詰まる場合があり 設備の整った自動車整備工場などに相談して下さい AA-Schultz シュルツボディー剛性パーツが必要だと思うならBMW タワーバーは、 ボディのことなら ボディとフレームの違いを簡単に説明しています ボディ剛性と補強を簡単に説明しています タワーバーのことなら タワーバー効果について簡単に説明しています タワーバー取付について簡単に説明しています タワーバーの種類を紹介しています タワーバーの装着感想について話してます お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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December 24, 2015 11:56:26 PM
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