メガシティ・ビークル BMW ｉ３

BMW初の量産型電気自動車であるメガシティ・ビークル BMW ｉ３（I01）の

サイドインパクトのクラッシュテストです

鉄柱部分はみごとにへこんでますが

「どないでっか～うちの技術力」・・・・って感じでしょうか？

ちなみに

炭素繊維強化樹脂（CFRP）をボディ・シェルにBMWとして初採用した車は

水素自動車のBMW Hydrogen ７（E68）だったと思います



個人的に

BMW ｉ３（I01）の注目すべき点は

韓国製の電池よりも

航続距離を延ばすうえで、軽量化は非常に重要になるので

超軽量かつ

高強度のCFRP（カーボン）が採用されてるところだと思います

CFRPは

繊維方向や積層により強度などが異なり

使用用途により

様々な方向に複数種類の炭素繊維やその他繊維を組み合わせ

最適な設計を行う必要があります






An Inside Look at BMW's Carbon Fiber Manufacturing Process .


写真は

BMW ３シリーズ M3（E92）のCFRPルーフの製造工程で

凹凸で構成された型にプリフォーム（炭素繊維シート等）を封入し

熱硬化性樹脂の含浸と成形加工を同時に行う

直接成形法のRTM（Resin Transfer Molding) を採用し

ロールから炭素繊維を引出し

プリフォームを成形する型の上に炭素繊維などをセットし

接着剤を塗布して型を閉じプリフォームを固めてトリミングし

プリフォームをロボットでRTM成形機に投入し樹脂を注入していて

BMW AGのライトホーファー会長は

オート・チャイナ2010の開幕を前に

「この車両は自動車産業の将来に向けた展望を抜本的に変えることになるでしょう。

BMWグループは、

CFRPを本格的に取り入れた量産車を提供しうる唯一の自動車メーカーです。」

とコメントしてます



ついでですが

どっかの掲示板に

E93のフルオートマチック･リトラクタブル・ハードトップのルーフを

CSLみたいにCFRPで作ったら、かなり重量増を避けられた・・・・・

と書いてありましたが

物は・・・・アーヘン工科大学に１セットぐらいあるかもしれません

破壊してなければ・・・・・



M6・E93の写真は、アーヘン工科大学より



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AA Schultz（AA シュルツ）

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