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カテゴリ:BMW 自動車部品
BMW コンフォート・アクセス![]() E39のキーレスエントリーの調子が悪くなってしまいました ますます愛着がわいてきます(笑) BMWのコンフォート・アクセス(SA 322)の元になったのが FZV/FUNK-ZENTRALVERRIEGELUNG(Central Locking System・キーレスエントリー) だったと思いますが FZVが採用された当初は メカニカルキーのIR/infrared リモートコントロールキー(SA 875)で 赤外線(光)の場合は 送信機から受信機の受光部が見通せなければならないので 車を狙って光を発射しなければなりませんが 2000年頃から採用されていった メカニカルキーの無線リモコンキー315MHz(SA 876)になると 電波なので金属でない壁ならば透過したり、あちこちに反射して車に到達するので 車を狙って電波を発射する必要が無く 条件が良ければ30m程度離れていてもリモートコントロール可能だったと思います ![]() ![]() BMWのコンフォートアクセスの主な機能は BMW 7シリーズ(E65)で初めて装備されたハズの リモコンキー(IDトランスミッター)を触らずにロック・アンロックをさせる パッシブエントリーとパッシブイグジットの他 スロット(ホルダー)にリモコンキーを挿入せずにエンジンを始動させる パッシブゴーがあり BMWのパッシブエントリーとパッシブイグジットは 静電容量センサ等がドアアウターオープナー(ドアハンドル)に内蔵されている ドアハンドル内蔵型が多いハズで ドアハンドルを触れるまたは把握することでロックとアンロックが可能で 磁界の形成ができない為にドアハンドルを全面メッキすることができない等 弱点もあるかと思いますが、ドアパネル内に設置する方式と比べて 車種ごとにドアパネル内の設置スペースを考える必要がなく ドアハンドルのデザイン変更だけで他車種への展開も容易にできるのが 良い点だと思います ![]() 1:静電容量センサ1(アンロック用) 2:静電容量センサ2(ロック用) 3:ドアハンドルを引くためのホールセンサ(磁気センサ) 4:エクステリア用誘導アンテナ ![]() 1:電界、コンデンサ1 2:電界、コンデンサ2 3:コンデンサプレート、静電容量センサ2 4:コンデンサプレート、静電容量センサ1 BMWのパッシブエントリーの仕組みは リモコンキーが車から約0.5~1.5m以内の半径内にあれば ドアハンドル内のTAGE/Electronic Outer Door Handle Moduleの静電容量センサが ドアハンドルがつかまれたと認識するとCAS/Car Access Systemにリクエストし ドアハンドルのコンフォートアクセスアンテナを起動させ 125kHzの信号をリモコンキーに送信します 次に リモコンキーは、315MHzの認証リクエストを含む高周波信号を FBD/Remote Control Servicesのアンテナに送信することで CASはリモコンキーをチェックします CASでの認証の成功に続いて CASは車両のロックを解除する為に有効の信号を発行し車両解除の手順を開始し JB/Junction Box Moduleがアンロックを実行していたと思います ![]() BMWのリモコンキーの感度については 国産車と比べて悪い電波帯を使用させられているから感度が悪いと 思う方もおられるかもしれませんが 日本の場合、他の自動車メーカーもリモコンキーから車へは 電波法施行規則第6条で定められているので 米国と同じ315MHz(欧州は434MHzや868MHz)になり リモコンキーの近くに 放送施設や送電線、携帯電話(強い電波を発生する設備や無線通信機)などが ある場合は、リモコンキーと車両間の通信の妨げとなり ロック・アンロックができなくなる場合があるかと思います BMWのリモコンキーの電池交換又は充電については FZVのIRリモコンキーは 充電式ではないので電池交換が必要で バッテリー電圧は監視していませんが、リモコンキーのボタンを押すと 問題なければ(3V前後あってデータが送信されていれば)LEDが点滅するハズで FZVのメカニカルキー式無線リモコンキーは キーシリンダーにある EWS/Elektronische WegfahrSperre リングアンテナ(アンテナコイル)から キー内のバッテリーに電磁誘導充電(非接触充電)される充電式で 寿命は、通常の条件下で使用されていれば車の寿命に相当するハズで キーが充電されない(家で保管されている)場合は、1年程度で放電し 放電から満充電に必要な時間は約30時間で、約30分の充電で15回程度作動できた と思います また コンフォートアクセス用リモコンキーに類似していますが エンジンを始動する為に スロットに挿入する必要があるメカニカルキー内蔵のリモコンキーも スロットにあるアンテナコイルから リモコンキーのバッテリーに電磁誘導充電される充電式になります コンフォートアクセス用リモコンキーは スロットがないので充電式ではなく電池交換が必要で、電池交換が必要な代わりに リモコンキーのバッテリー電圧をCASなどを使って監視し警告をしてくれ バッテリーの寿命は、初期が2年前後、最近のは4年前後になるかと思います BMWのEWS、CAS、パッシブゴー、FBD、アンテナについては お時間があれば t3109 BMW 純正セキュリティ シーケンス(EWSについて) http://plaza.rakuten.co.jp/t3109/diary/201310140000/ t3109 BMW 純正セキュリティ CAS(CAS、パッシブゴーについて) http://plaza.rakuten.co.jp/t3109/diary/201310210000/ t3109 BMW アンテナシステム(FBD、アンテナについて) http://plaza.rakuten.co.jp/t3109/diary/201309240000/ を閲覧して下さい キーレスエントリーの車は 駐車中でもアンテナ部から周期的(だいたい0.3秒間隔)に 電波が発信されている場合があります ペースメーカーや植え込み型除細動器(ICD)を装着している方は 車に寄り掛かったり 車に近づく動作(車内をのぞくまたは密着する)は避けてください 電波がペースメーカーやICDの作動に影響をあたえる恐れがあります ペースメーカーおよびICD以外の医療用電気機器を使用している方は キーレススタートシステム装備車の電波が 医療用電気機器の作動に影響をあたえる場合があるため 医療用電気機器製造業者などへ影響を確認してください お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
January 21, 2026 09:47:00 PM
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