こまったくまったじろっくま

という番組を見ました。毎年プロ野球界全体で100人程の選手が解雇されるそうですが

特に2006年のように甲子園を沸かせたスターが誕生した年は世代交代が加速するみたいです。

どれだけ実績を残していても自分の意思で引退できる選手はほんの一握り。

華やかな舞台に立ったときから、すでに戦力外通告をされるカウントダウンは始まっている

わけですよ。。。辛い世界ですねぇ。　　


番組がスポットを当てた選手は４人、その中に日本ハム・坪井がいました。

日本一に輝いた翌日にクビを宣告されて天国から地獄へ。（ベンチ入りしていたのにねぇ。）

美酒に酔っている暇もなく、ロッカー整理をしながら憤りを抑えられない様子。

『４年間の思いでも全て無くなりました！』なんて捨て台詞。（そりゃ腹も立ちますよね。）

トライアウト参加選手の中ではずば抜けた実績を残していて、報道でも数球団が関心を。。

なんて記事も。　ところが本人には何の連絡も入らなかったそうです１件も。

まわりが騒ぎ立てる分なおさら困惑してました。半ばあきらめてた年末に思わぬ展開で古巣に

復帰となりましたが坪井の表情には笑顔はなく、ただ来季へ向けての決意を固めた表情のみ

での契約発表でした。


それでもオファーがあった選手はほんの数人な訳ですから、まだ日本で野球を続けられるだけでも

幸せ者なわけです。支える家族にもクローズアップしてインタビューなんかもしてましたが

言ってしまうと、この番組に取り上げられるだけでもまだましなんですよね？

人知れず球界を去る選手がほとんどなわけですから。。。

こんな番組を見ているとこれからプロを目指す人には、憧れの球団よりも活躍できる球団を

是非選択してほしい気がしました。入っただけで終わってしまう球団ありますからね！