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テーマ:お勧めの本(7688)
カテゴリ:外国人作家
アーロン・エルキンズの『古い骨』が新装版として早川書房から出版されましたね。
東京創元社でも昔のミステリの新装版のフェアが始まってますね。何でだろ? 読者としては嬉しいようなでも、新刊が出たほうがもっと嬉しいような(笑) 『古い骨』(早川書房) レジスタンスの英雄だった老富豪が、北フランスの館に親族を呼びよせた矢先に事故死した。数日後、館では第二次世界大戦中のものと思われる切断された人骨が見つかり、さらに親族の一人が毒で・・・。現在と過去の殺人を解き明かす、スケルトン探偵ギデオン・オリヴァー教授の本格的推理 スケルトン探偵?何だそりゃ。 手に取ったときの私の素直な感想(笑)一瞬、脳裏を科学室の骸骨標本が走っていきました(爆) がしゃ、がしゃって(笑) ギデオン・オリヴァーは人類学教授で、白骨死体の法科学的分析で警察に何度となく協力していて、誰が勝手につけた「スケルトン探偵」の名は本人も気に入らないらしい(笑) 骨に向きあえば少年のように夢中になり、妻にはメロメロ、一片の骨から素晴らしい推理をして見せるが、いつもむやみに真実に近づきすぎて痛い目にあう。それがギデオン・オリヴァー教授。 ユーモアがあって、素晴らしいどんでん返しにやられた!そしてチャーミングなギデオンとその友人ジョンに惚れた! 読み出したらあっという間で、翌日には続きの本を購入してました(笑) 私、法医学物って大好きでなんですよ。 だから、現在アメリカのTVドラマ『CSI:科学捜査班』にはまってます・・・(笑) だけど、この「CSI」、しかしシリーズだけで第5作、そのほかに「マイアミ」「ニューヨーク」もあって・・・見きれないよ! 日本だと2時間ドラマの「鑑識」シリーズとかも見てしまいます。 『きらきらひかる』も大好きだった! 何も話さない遺体や現場から真実を見つけ出す、そんなことが出来る人たちを尊敬! 私個人としては、血とか匂いだけでアウトなので・・・。 スプラッター映画はダメなのにな~(笑) 医療関係の方も同じく尊敬。 人の怪我を見ると、自分も痛く思いませんか?私だけ!? 翻訳されたギデオン・オリヴァーのシリーズは9作。そのほかに美術館学芸員クリス・ノーグレンのシリーズも刊行されてます。 執筆順は『暗い森』『断崖の骨』が『古い骨』より先となりますが、発行順に読んでも差し支えないと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年10月02日 09時51分13秒
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