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カテゴリ:本のあれこれ
今日は殿が親戚の法事に出かけ、たばさはお留守番です。
折角なので図書館で、先日から読みたくなっていた時代小説を借りてきました。 ほかにも借りようと思ってましたが、気になっていた宮部みゆきさんの『名もなき毒』は恐ろしい予約数になってました(涙) ・・・いつ読めるんだろうか? とりあえず干したてのお布団の上で読書の一日を堪能します。 【本日の借入本】 宇江佐真理『ひょうたん』(光文社) 本所五間掘の鳳来堂は、人に訊けばすぐにわかる店だ。主は年中、芝居の幕で拵えた半纏を引っ掛けているし、女房は店の前に七輪を出して、いつも何か煮ている。晩飯時には決まって仲間がやってきて、酒を飲んでは助平話――。 借金を抱えた怠け者で、父の遺した骨董品店を潰しそうになっていた音松と、将来を誓い合った呉服屋の手代に捨てられたお鈴。そんな二人が寄り添って立て直した古道具や・鳳来堂を舞台に、江戸に息づく厚い人情と機微とを、当代きっての女流作家が情緒ゆたかに描く。 近藤史恵『猿若町捕物帳 にわか大根』(光文社) 人気の実力派女形が突然下手な芝居をするようになった。そして幼い息子が不審な死に方を・・・。表題作「にわか大根」ほか、吉原で三人の遊女が連続死。謎を解くキーワードは――「吉原雀」人から嫌われるはずのない善良な男が殺された――「片陰」 江戸の情趣と人間の哀しさを濃やかに描く傑作時代ミステリー3作を収録。 あらすじはともに光文社HPより http://www.kobunsha.com/top.html お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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