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テーマ:オーストラリア生活(125)
カテゴリ:母
血管性痴呆(ビンスワンガー型白質脳症)と診断され、アルツハイマーも併発?状態の母。
介護保険の認定は、「1」なので、ヘルパーさんに来てもらう時間が短くて心配しています。 昨日、NHKワールドプレミアムで、 「若年性認知症」の特集をしていました。 65歳以下の認知症を指すそうです。 母は、これだよね。 40代、50代で発症すると、認知症と診断されず 発見が遅れて、その間、本人も家族も大変な辛い思いをしたという話や、 奥さんが発症して、旦那さんがお世話をしている人の話なんて 母がひどくなったらこうなっちゃうんだろうなって切実でした。 58歳で認知症とわかったけど、その前から症状がでてたのに 年の所為と思って検査しなかったから、初期から治療していれば もっと進行を抑えられたのではないかって、悔やんでいる旦那さん。 7年経って、今は奥さんは冷蔵庫もわからない。 冷蔵庫に入ってるよって言っても、冷蔵庫を通り過ぎちゃうから 「そこに冷蔵庫あるでしょ」と旦那さんが言うと 側のゴミ箱の蓋を開けて「入ってないよ」って答える奥さん。 「お茶をどうぞ」と旦那さんが言うと、 「頂きます」って横にあるお水を飲もうとして 「それ、お茶?」って旦那さんが聞くと 水を見つめて、「あ~~~」って言いながら ぼ~っとしてる。 旦那さんが食事を作ってて 奥さんが側に来たから「やる?」って聞くと 「手伝う」って、フライパンの中を混ぜるんだけど 動きが超スローで、旦那さんが 「早く混ぜないと(焦げちゃう)」って言っても 動きが愚鈍。 結局旦那さんが作ってる間、キッチンに椅子に座って ぼ~っとしてる。 「今は私のことを伴侶だと思ってくれてると思いますが そのうちただの『親切な人』って思うようになるでしょうね。 だんだん妻との距離ができてるのがわかります。」 って感じのことを言ってました。 こわくなっちゃった。 先日は渡辺謙が対談してて、 自分でプロデュース&主演した映画「明日の記憶」が 紹介されてた。 Amazonで注文して勉強しよっかなって思ってる。 明日の記憶 荻原 浩 痴呆を生きるということ 岩波新書 小澤 勲 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.05.10 00:44:31
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