2009/12/20(日)08:08
だって同じなのはイヤなんだもん。
私の中にはいまだに意固地な幼稚園児が棲んでいて、この子はいつも何か贈り物をするときに、じっとできずに飛び出してくるのです。
バレンタインのチョコを会社で配るときだって、研修のお土産を課内のみんなに配るときだって、値段だけ揃えてすべて種類を変えて買っちゃうんだよ、この子のせいで。
手間なのに。
買うも運ぶも、手間なのに!
「同じなのはヤなんだもん。」
この子が言うんです。
「だって贈物もらうでしょ、隣の人も同じ物もらうでしょ、だけどふつう、同じものって持ってないでしょ、お揃いって気恥ずかしくって使えなくって、仕舞いこんでしまうでしょ。」
って。
「だけど思い出してごらん。バレンタインのチョコの種類を全部変えて買って送ったときだって、男の人たち、ちょっと笑ったけど、特に話題にもしないで、引き出しに仕舞いこんでいたでしょう?」
私はこんこん、この子に言い聞かせるんだけれど、この子は絶対、「うん」って言わない。
今回も、この子に負けました。
先日、結婚したのでお祝いを職場の方にいただいたのですが、そのお返しの内祝。
ふろしきを24枚、全部、柄を変えて買っちゃった。色違いのお揃いにもならないように、気をつけて、種類を変えて、買っちゃった。
原料は使用済みペットボトル 風呂敷 アジア(70cm)
「ほんとは全部、自分が欲しかったんだもん。」
この幼稚園児が言うんです。
よしよし、今回は自分用にも買ったでしょう、しかも本と一緒に買ったでしょう?
世界の地域シリーズのふろしきをコレクションするのは、お金持ちになってからにしようね。
いいこ、いいこ。