2014/09/12(金)06:35
理想の図書館
友人が理想の図書館を作る活動に参加しているそうです。
彼女の活動力に眩しさと気後れを感じつつ、わたしは変わらない毎日です。
理想、という言葉。
かなり長いあいだ、見失っていたような。
理想の図書館。
緑の絨毯。臙脂のベルベットをふんだんに使った室内装飾。薄明るい人工の室内照明。読書机には読書灯。食卓みたいな長机。椅子は大きめ。こどもが座ると脚がぶらぶらしちゃうような。
で、壁には古今東西の文豪の肖像をふんだんに掛けてほしいのです。肖像画で、隠し絵や騙し絵になっているのが、混じればいい。
少し怖いような、少し不気味なような、そんな部屋であってほしい。
とても静かな図書館。
誰もが囁きで話す。
本を読む人はあまりおらず、本のある雰囲気を楽しむところ。
自分自身が本になる場所。
わたしの理想は薄暗いかもしれないが、たくさんの理想の片隅に、あったらいいなのそんな図書館。