山形蔵王へ
先週、久々に旅行をした。蔵王の樹氷を観て、秘湯でほっこり、のんびりする旅。秘湯仲間の友人Kと出発~!!1月27日(金)天気は曇り。たまにお日さまが出てまあまあな天気。新潟から電車で山形駅へ。山形から蔵王温泉まではバスが1時間に1本のペースで出ている。樹氷を観るためのロープウェーがあるスキー場は蔵王温泉がある。バスから降りると川から湯気が出ている。そして、硫黄のにおいが漂う。バスターミナルから徒歩8分、一泊目にお世話になるペンション「ぷうたろう」へ。入ると、看板犬がお出迎え。なぜこの宿を選んだかというと、ロープウェーから近いことと、夕食が自慢のフルコースであること。それでもって和室なら9,000円弱の料金。リーズナブルな旅を目指している私たちには最高です。16時過ぎ、明るい時間の樹氷を観て、そのまま樹氷ライトアップを観るため、持ってきたスキーウェアの下を履き、ホッカイロを背中に貼り、スキー靴下を履き、帽子をかぶり・・・、とにかく完全防備で出発!!宿から斜め向かいにある蔵王ロープウェーに向った。ロープウェーに乗り、次にゴンドラに乗り換える。ゴンドラの窓は寒いために凍り付いていて外はあまり見えない。頂上に近づくにつれて、ふぶいてくる。地蔵山頂駅に到着すると、まったく空気が違う。とにかく寒い!!しびれる寒さである。外気温の温度計を見ると、-12℃になっている。思い切って外に出てみる。樹氷群が広がっている・・・・!!初めて観る樹氷。水分の多い雪が吹き付けてできているので、触ると硬いんだ。大きさはまだ小さいようで、これから成長していくようだ。まだ少し枝が出ていたりするところもある。今年は去年末の寒波で一度大きく成長して、その後天候が落ち着いたので、再び小さくなっていたようだ。ふぶいているので上の方は見えない・・・。とにかく寒くて長くは外にいられない。唯一出ている顔が痛くて痛くてしょうがない!(+_+)17時頃になると、樹氷ライトアップが始まった。また違った雰囲気になった。緑や赤っぽいライトに照らされる樹氷。寒くて外にいれないため、一旦、建物の中へ。建物の食堂の中からも樹氷群を眺めることが出来るようになっている。コーヒーを頼んで温まろう。中から眺めていると、時々吹雪が止む。そうすると、山の上の方まで樹氷群が広がっているのが見えたりする。「わぁー。」 中で観ている人達も歓声があがり、カメラで撮ったりしている。私達も見入っていると、カメラを持った人に話しかけられた。「すみません、毎日新聞なのですが、新聞に載せる写真を撮りたいので、外で観ているところを撮らせてもらえませんか・・・。」以前にたまたまこのように頼まれて新聞に載ったことがある私は、「いいですよ~」と返事をして、寒い中、樹氷を眺めているふり、樹氷の写真を撮っている後姿を撮ってもらった。またまた身体が冷え切ったのだが、記念に新聞に載せて~!次の日にチェックしなきゃ!18時30分、急いで帰ってきて、夕飯へ。季節の素材を活かしたフルコースディナー。特においしかったのは手長海老を使ったグリル。カクテルも頼んで、豪華な晩餐となった。夕飯後、入浴は宿のお風呂もあるが、せっかくなので近くの入浴施設に行ってみた。蔵王温泉は、共同浴場もいくつかあり、宿のおかみさんもそちらの方を勧めていたが、少し距離があり、湯冷めするのが心配だったので、宿と同じならびにある「新左衛門の湯」に行った。きれいな建物で、露天風呂もついている。お湯は消毒している臭いもするが、ツルッとした無色透明。ドライヤーはついているし、シャンプー、リンスも米ぬか入りで、使った友人もなかなかいいよと満足していた。