カテゴリ:読書
彬子女王は2001年9月から1年間、そして2004年9月から5年間、合せて6年間マートン・カレッジに留学され、ついに女性皇族初の博士号を取得されたのです。 赤と青のガウンというのは、オックスフォード大学で博士号を取得したもののみが着用を許される名誉のガウンです。それをタイトルにした本書は、学位授与式でこのガウンを着る栄誉に輝いた彬子女王の涙と笑いの物語です。 もちろん涙は、博士号取得のために払われた血のにじむような努力です。日本でも、博士号――とくに人文科学系の博士号を取ることは大変です。怠け者の僕は、自慢じゃないが持っていません!? それを外国の大学で、外国語で書いて取得することの難しさは、容易に想像できますが、それが天下のオックスフォード大学ともなれば、もう想像を絶するといってよいでしょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.09.03 07:54:50
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