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2016.11.05
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カテゴリ:美術

④小松茂美『かな』<岩波新書> 岩波書店 1968

   このように見て来ると、平がなが、もう少し後の時代に、たとえ女手とよばれていても、とくに女性だけの手によってはぐくまれてきたわけでないことを察することができる。いや、むしろこれは、男性の手によって編み出されたものと考えられる。
 そして、後には和歌の贈答や消息のやりとりなどにおいて、男女共通の場で共用せられた。が、遂に平がなは女性の表向きの筆記文字となって、女性が多く使うようになったので、女手とよぶようになったではあるまいか。
 おそらく、男女を問わず手習いのはじめは、平易な平がなから入るのが常道であったろう。

 






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最終更新日  2016.11.05 00:52:06



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