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2016.11.23
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カテゴリ:美術

実年代については、技法的観点から16世紀後半から17世紀初めという時期が想定されるという松本さんの指摘を興味深く拝聴しましたが、この点に関連して、以前、室瀬和美さんから大変おもしろい話をお聞きしたことがあります。

この密陀絵屏風の周囲を飾る螺鈿の梅鉢文はアワビだそうですが、アワビの螺鈿は桃山時代から江戸時代初めまでで、それ以前と以後はもっぱらヤコウガイが使われたそうです。ヤコウガイに比べて、アワビの螺鈿は輝きが一層華やかとのこと、やはり豪華絢爛たる桃山障壁画の美意識と通底しているではありませんか。

アワビ螺鈿が江戸時代初めまでといっても、光琳の時代までを含めた方がよいそうですから、この密陀絵屏風の実年代を寛文頃と考えても許されることになるのではないでしょうか。

 






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最終更新日  2016.11.23 10:38:43



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