カテゴリ:美術
小口弘史『月曜美術館 休館日に、そこで何が起こっているのか』 著者の小口さんは、安田火災海上保険(現在の損保ジャパン)のサラリーマンで、常務執行役員までつとめましたが、2007年、突然に損保ジャパン東郷青児美術館館長の職を命じられます。 そこからがすごい!! 美術にはまったく素人だった小口さんが、いわゆる「対話型美術鑑賞法」に着目し、その美術館で革命を起こすまでのサクセスストーリーです。 実をいうと、僕も尚美学園大学で教えていたとき、対話型美術鑑賞法を取り入れようとしたことがあります。ニューヨーク近代美術館が開発した人気の新しい鑑賞法だと聞いていましたし、上野行一さんの『まなざしの共有――アメリア・アレナスの鑑賞教育に学ぶ』も読んでいたからです。
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最終更新日
2017.01.05 09:33:58
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