カテゴリ:酒
しかし今回、中村さんはこの旅行記とともに、「ベン・リアック」というスペイサイドの17年シングル・モルト・ウィスキーをプレゼントしてくれました。もちろん初めてのブランドです。 早速やってみると、すばらしく個性的なスコッチです。ラベルに”PEATED”と大きく書いてあるだけあって、まずピートのスモーキー・フレーヴァーが豊かに立ち上がります。よく知られた「バウモア」と、甲乙つけがたいほど印象的です。 そのあと、「ゴディヴァ」を思わせるちょっとビターな甘みが舌の上に広がるとともに、よく熟れた「佐藤錦」の甘酸っぱい香りが鼻腔を通り抜けていきます。 喉を通り過ぎたあとは、やはりピートの香りが〆となるので、そこでビーフ系のツマミをとって、つぎのワン・ショットへいくのがいいようです――なんちゃって、分かったようなことを言いましたが……。一度飲んだら忘れることができないキャラの立ったシングル・モルト――オススメの逸品です。
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最終更新日
2017.03.07 06:00:11
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