乗鞍高原やまぶどう採取先月行った乗鞍のパン屋「ル・コパン」で、山ぶどう採取の講習会があるので、ちょいと1人で行って来ました。朝6時26分の新幹線で長野へ。特急に乗りかえ松本に9時到着。それから駅レンタカーで一路、乗鞍高原ふもとへ・・。約1時間で到着しました。 バスで行こうと思ったら接続が悪くて時間に間に合いそうになかったのでレンタカーにしたのですが、正解でした。それにしても、ここ10年くらい車の運転をしていなかったのですが、ことしになってからばんばん運転しており、すっかりドライバーです。 「ル・コパン」オープンカフェそばの工房に集合し、車で移動して山ぶどうのある林道をハイキング。参加者はほぼ全員、前回の「石釜でパンを焼く」ツアーにいた顔ぶれ。名古屋から来ている女の子二人組、白樺湖の保養所で働いている男の子、前回はパンやさんのバイトだった女の子など私を入れて7人でした。 この写真だとあまり紅葉がわからないですけどね。実際にはすごくきれいどした 乗鞍周辺は、紅葉真っ盛りで、きょうは天気も素晴らしい青空!林道からちょうど乗鞍山頂がよく見えます。山頂にはすでに雪も降っています。 山ぶどうの木から、工房の中川チーフと佐藤専務が長いはさみでぶどうを採取。女性陣は下でぶどう受け取ったりしてるだけでしたが・・。何カ所かで山ぶどうをとりました。 そのあとは、わき水をくみにいきました。パン種を仕込むときの水などには、こういう天然水を使うのです。 しかし・・・せっかく行ったわき水スポットはなぜか水がかれており、急きょ、チーフが別のわき水スポットから水を採取してきました。 オープンカフェで、焼きたてのピザのランチをいただきました。きのこのピザ、ジェノベーゼ(バジルソース)、プロバンス風ピザといろいろいただきましたよん。 それから実際に、採取した山ぶどうで、天然酵母のもとになる「エキス」をとるために、ぶどうを枝からとり、瓶詰めして水を加えました。 このあと1週間もすると、山ぶどうが発酵してきてエキスになります。レーズンとはちがって、赤いきれいなエキスです。 エキスができたら、小麦粉を足してえさにして酵母を起こして行くわけです(これも3回くり返すので2,3日かかります)。 こうしてできた元種からパンを焼くわけです。前回も聞いたのですが、ル・コパン方式は、とにかく発酵が天然酵母にしては速い。でもチーフは「時間で管理するのではなく状態を見て判断して」と何度もいっていました。「あおられないで、楽しんで作ってね」ともね。 天然水と、元だね作りに必要な小麦粉(南部小麦)やらい麦や全粒粉なども「教材」として持たせてくれましたので、1週間たったら、また元だね作りをしなくては、、、。楽しみです。 中川チーフは、都会でいろいろなパン屋で働いてきたけれど、『もっと五感を生かしたパン作りをしたい』と考えたそうです。そして出会ったのが石釜で焼くパンづくりだったのだそうです。冷凍生地ではわからない、「パンの状態を見てパンを焼く」ことがやりたかったことだそうです。毎日3時に起きて、奥様と弟子のマルちゃんと3人でパンを焼いています。 ルコパンのオープンカフェは、11月の初めで今シーズンの営業は終わりますが(冬場はお休み)、工房ではずっとパンを焼き続けています。雪の中でもね! ところで乗鞍。乗鞍岳までのマイカー規制が来年から始まるということで、平日というのに山頂を目指す車でにぎわっていました。高山祭りもやっているので高山に行く車もおおいということ。とにかく「渋滞」です。驚きです。 5時に終わったので、近くの温泉「湯けむり館」でおふろに入りました。夕方は冷えこんでいたので、体があったまりました。日帰り温泉ですが、乳白色で露天もあり、乗鞍岳が見える良いおふろです。 しっかし・・・。私はこの乳白色の硫黄のお湯にかぶれるらしい・・・。今帰ってきて体中が赤くてかゆいんです。実は先月行ったときも同じ様な症状(おへそ回りがかゆくかぶれる)にあいました。あせもだと思ってたんだけど、どうも温泉らしいね。とってもいい湯なんだけど、洗い流してきた方がいいわね、私の場合。 夜道の山道(それも下り)ドライブはけっこう疲れたし、松本周辺でかなり渋滞しまして、7時20分ころに駅着。8時の「スーパーあずさ」で帰路につき、自宅着は11時半でした。眠いよ~!でも日帰りであんな遠くの素晴らしい紅葉をみられるなんて・・・。感激です。 行きは長野経由でしたが、長野から松本までの車窓の風景が私は大好き!長野ってほんとうにいいところですね! ジャンル別一覧
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