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カテゴリ:長崎県
諫早市南部の集落に立つスギの巨樹。国の天然記念物に指定されている。
樹高31m、幹周り9.2m、推定樹齢は700年。県内最大を誇るスギの木で樹勢も良いが、度重なる台風や落雷の被害を受け幹は損傷しており、根元にも空洞ができている。その為補強が施されている他、落雷による損傷や炎上を防ぐため避雷針が設けられている。 かつては2本のスギの木が立っており「夫婦木」とも呼ばれ、この地の地名(夫婦木、後に現在の女夫木に改名)の由来にもなったとも言われている。やがて片方の1本が枯れてしまい、現在の1本のスギの木となった。元々県の天然記念物に指定されていたが、樹齢、大きさ、保存状態の良さから国の天然記念物に指定された。 ![]() ![]() 女夫木の大杉の全体像。周辺は森林でなく住宅が立ち並ぶ場所で、その中でただ1本、30m以上の樹高を持つ大杉は一際大きな存在感を放っている。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 下から見上げて見た杉の木。幹は損傷しているため数ヶ所が鉄のバンドで補強されており、そのバンドから3方にワイヤーを張り、木が倒れないようにしている。いくつかの枝は伐採されているのが分かる。 ![]() ![]() ![]() 根には大きな空洞ができている。 ![]() 落雷による損傷や炎上を防ぐため、木の隣には避雷針が設けられている。 ![]() 木の下にある木造の祠。 ![]() ![]() 大杉のすぐそばにある夫婦木バス停。木を観察していると、赤い車体の県営バスがやってきた。夫婦木というバス停名はかつての地名で、かつて2本のスギの木があったことに由来するが、何故女夫木という名前に変わったのかは不明。 ![]() 杉の木の周辺に広がる棚田。 ↓ランキング参加中。この記事が良いと思った方はクリックしてね ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() にほんブログ村 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025.03.08 21:59:59
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