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カテゴリ:佐賀県
城原川沿いに続く桜並木と、明治時代中期に造られた石造アーチ橋。脊振のめがね橋は市の重要文化財に指定されている。
城原川に架かる脊振のめがね橋付近から県道21号線沿い、約1kmの区間に約50本の桜が植樹されている。標高差があり、低い標高の場所から徐々に桜が咲き始め、それからおよそ半月かけて並木の桜が咲く。3月中旬から下旬にかけて見頃を迎え、県道を車を走らせながら桜を見れるようになっている。6月になるとアジサイが咲く。 脊振のめがね橋は明治時代中期に城原川に架けられた石造りのアーチ橋。県内道路改修の一環として進められた橋梁掛け替え工事によって架設されたもので、先人の努力が結集した貴重な文化遺産の一つ。 脊振のめがね橋付近には駐車場があり、休憩所も設けられている。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 脊振桜街道の桜並木。県道21号線沿いにほぼ絶え間なく、桜の木が連なっている。ネットで知ったスポットで桜街道という名前なので町中にあるかと思えば、自然あふれる山中にある。訪れた時はちょうど見頃を迎えていた。 ![]() カーブミラーと桜並木。 ![]() 駐車場近くに設置された休憩所(東屋)。 ![]() めがね橋周辺も桜が綺麗に咲いていた。 ![]() 城原川沿いには遊歩道が設けられていて、階段を下って川の下に降りられるようになっているが訪れた時は立入禁止になっていた。 ![]() ![]() ![]() 「背振のめがね橋」 明治時代中期に城原川に架けられた石造アーチ橋。市の重要文化財に指定されている。長さ20m、高さ14m、幅員6m。1887年(明治20年)に竣工したもので、100年以上の歴史を持ち近代建築として貴重なもの。橋脚は城原川の岩盤に固定されており、負荷を少なくするためにアーチ構造となっている。この橋が完成したことにより神埼と脊振の幹線道路が完備され、交通、運輸、産業開発に大きな恩恵をもたらした。しかし車が大型化したことや交通量の増加によって掛け替えが余儀なくされ、上流に新橋が架設され役目を終えた。現在は脊振村の近代化を象徴する建造物として保存されている。 ![]() めがね橋の欄干から噴き出る恵みの流水。この場所を訪れる人達への贈り物なんだとか。石造アーチ橋の中心から水が噴き出ていく様子は通潤橋を彷彿させる。 ![]() 橋から見下ろした城原川。 ![]() 橋の目の前にある砂防ダム。コンクリート造りの人工の滝だが、上手く周辺の自然と溶け込んでいて優美さを感じられた。 ![]() めがね橋から見た桜並木。 ↓ランキング参加中。この記事が良いと思った方はクリックしてね ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() にほんブログ村 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025.04.09 22:00:02
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