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2025.04.28
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カテゴリ:福岡県
古くから博多の総鎮守・氏神として信仰され、博多祇園山笠が奉納されることで有名な神社。「お櫛田さん」の愛称で親しまれている。正式名称は博多総鎮守櫛田神社。博多祇園山笠は国指定重要無形民俗文化財に指定、ユネスコ無形文化遺産に登録されている。

御祭神は大幡主大神(オオハタヌシノオオカミ)、天照皇大神(アマテラスオオカミ)、素盞嗚大神(スサノオノオオカミ)。商売繁昌、不老長寿の御神徳がある。櫛田神社という社名にも関わらず櫛名田姫命(クシナダヒメノミコト)は祀られていないが、かつては櫛名田姫命を祀る神社だったという説もある。

社伝によると757年(天平宝字元年)に託宣によって創建し、大幡主大神を御祭神として祀ったのが始まりと言われている。941年(天慶4年)に小野好古が藤原純友の乱を鎮めるために祇園社に祈願し、素盞嗚大神を勧請した。天照皇大神の奉祀については記録が古く、はっきりとはしていない。戦国時代に荒廃したが、1587年(天正15年)に豊臣秀吉によって博多が復興された際に現在の社殿が造営される。1891年(明治24年)に県社に昇格。1250年以上の歴史を持つ博多最古の総鎮守として、「お櫛田さん」「お櫛田さま」の愛称で地元民に親しまれている。

毎月1日、15日に月次祭、2月に節分大祭、7月に博多祇園山笠、10月に博多おくんちが行われる。博多祇園山笠は博多を代表する夏祭りで、祭りの時季になると絢爛豪華な山笠が街中に飾られ、最終日に行われる追い山笠が最大の見どころとなっている博多おくんちは日本三大おくんちの一つと言われ、牛車に曳かれる神輿を中心に、獅子頭、稚児行列、ブラスバンドが博多の街を巡り歩く御神幸行列が行われる。


櫛田神社表参道の大鳥居。県道43号線、大博通り沿いに建つ。


博多町屋ふるさと館。櫛田神社表参道にある。建物は明治中期の博多織織元の町屋を移築復元したもので、町屋棟、展示棟、みやげ処の3棟がある。町屋棟は市指定文化財に指定されている。


正面鳥居の石鳥居。くぐってすぐ先に楼門がある。2月の節分大祭の時期になると楼門に高さ5.3m、幅5mにも及ぶ日本一大きなおたふく面が設置され、冬の博多を象徴する光景となっている。


社号標。


楼門。


干支恵方盤。楼門の天井に吊り下げられている。内側に東西南北の方位が書かれていて、外側には十二支の動物が彫られている大晦日になると中心の矢印を回転させて向きを変え、新年の恵方(縁起の良い方向)を指すようにしている。訪れた2025年(令和7年)の恵方は西南西だった。






櫛田の銀杏。県の天然記念物に指定されている。櫛田神社の御神木であるイチョウの巨樹。正面鳥居の左手に見える。樹高25m、根回り7m、幹の直径2m、樹齢1000年以上。博多の人々からは「櫛田のぎなん」とも呼ばれ親しまれており、博多の祝い唄「祝いめでた」の歌詞にも登場している。


蒙古碇石。県の文化財に指定されている。1281年(弘安4年)に蒙古軍が博多に襲来した際、全滅して乗り捨てた軍船に使われていた碇石と言われている。


鹿児島寿蔵歌碑。"荒縄を 下げていさらひ 露はなる 山笠びと乃 瑞々さよ"と記されている。




手水舎。上側の手水鉢はまるで山笠のように2本の木の棒で担ぎ上げられていて、博多祇園山笠の絵が彫られている。


神馬。


中神門。


拝殿。かつての社殿は戦国時代に荒廃し、現在の社殿は1587年(天正15年)に豊臣秀吉によって博多が復興された際に造営されたもの。




拝殿破風に掲げられている木彫の風神雷神。どちらもおどけた表情と格好をしていて、ユーモアあふれるカラッとした博多っ子の気質を表しているんだとか。


霊泉鶴の井戸。当社で最も古い井戸で、かつてはこの地が海だったことも関係してか、いつしか塩分濃度の高い水になっていったという。少し手に取って舐めてみると、本当にしょっぱい。かつては飲んで無病息災を願う霊水として親しまれていたが、現在では水質の安全上飲用はできなくなっている。




本殿。櫛田宮、大神宮、須賀神社の3つの社からなり、櫛田宮に大幡主大神、大神宮に天照皇大神、須賀神社に素盞嗚大神をそれぞれ祀る。かつてはそれぞれの社が別々に祀られていたとも言われている。






飾り山。博多祇園山笠の時季になると街中に絢爛豪華な山笠が飾られ、祭りが終わると同時に解体されるのだが、櫛田神社の飾り山は特別に1年中展示されている。山笠の人形や飾りの題材は日本の歴史や神話に基づくものが多く採用されており、この山笠は「源平合戦 屋島の戦い」の一幕を再現したもの。


夫婦銀杏。手前1本の木が雌木で秋になると沢山の実をつけ、子孫を宿すことから夫婦円満、縁結びの霊樹とされている。


力石。県の文化財に指定されている。力試しの石で、かつては当社で卯日相撲が盛んに行われ、多くの有名力士が力自慢に持ち上げた石を奉納したという。1830年(文政13年)に博多麹屋番に住んでいた力士、飛梅が奉納した力石や、2000年(平成12年)に御遷宮を記念して力士から奉納された力石が見られる。


南の鳥居のすぐそばにある櫛田茶屋。90年近く営業しており、名物のやきもちが販売されている。訪れた時は閉まっていて残念。


南の鳥居。正面鳥居同様、2月の節分大祭ではこちらにも日本一のおたふく面が設置される。


南の鳥居の左手にあるしだれ梅。


南神門。

福岡県福岡市 『櫛田神社②』​へ続く



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最終更新日  2025.04.30 22:03:03
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