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カテゴリ:福岡県
福岡県宗像市 『地島①』の続き。
![]() 泊港。泊地区にある船着場で、ここにも渡船が発着する。 ![]() 地島ふれあい館。泊港のすぐ近くにあり、船の待合室となっている。地島診療所・なぎさの家が併設しており、島内ただ一つの病院としても機能している。 ![]() 泊地区の町並み。 ![]() 親水広場。海浜沿いにある小さな公園。 ![]() 太田種次郎石碑。地島出身で、朝鮮出漁の創業者である太田種次郎の記念碑。朝鮮出漁は明治時代以降に行われていた朝鮮近海への出漁で、福岡県では1891年(明治24年)に開始され、地島の漁師も関わっていた。朝鮮出漁がピークに達すると朝鮮半島南部に移住漁村の建設が進められ、ほとんどが失敗に終わったが、太田種次郎の経営した入佐村は数少ない成功例であったという。 ![]() 観音堂。 ![]() 竜神様の祠。海岸の岩の上に建てられた小さな祠。祠の中には何故か石が安置されている。 ![]() 泊漁港。釣りスポットで、釣り人が多く訪れていた。 ![]() 防波堤に描かれた絵。離島ではよく見かける。魚、海、ツバキの絵の他に、火を消したかまどの中で暖を取る「カマド猫」の絵も描かれている。 ![]() 殿様波止。黒田藩の黒田長政の命によって築かれたと言われる波止。 ![]() ![]() 殿様波止近くに並べられた無数の蛸壺。地島ではお馴染みの光景のようだ。 ![]() ![]() ![]() 厳島神社。御祭神は田心姫神(タゴリヒメノカミ)、湍津姫神(タギツヒメノカミ)、市杵島姫神(イチキシマヒメノカミ)。宗像三女神を祀る。沖ノ島から安芸国(現広島県西部)の宮島へ勧請がされる際、大風に遭って地島へ立ち寄り、仮屋を建てて大風が止むのを待った。その後、その仮屋に宗像三女神を勧請し祀ったのが始まりと言われている。こうした経緯から、ここでは宮島よりも先に厳島神社が建立されたと伝えられている。元日にのりぞめ、6月第2土曜日に夏祈祷、7月15日に地島山笠(祇園祭)、10月に宮座が行われている。7月の地島山笠(祇園祭)は泊地区と豊岡地区が当番制で行い、当日になると当社から山笠が出発し、集落へ移動する際に山笠を船に乗せて海を渡るようになっており、その光景は地島の風物詩となっている。 ![]() ![]() 島に自生するヤブツバキの木。地島には約6000本のヤブツバキが自生しており、それから取れる天然の椿油は地島の特産品となっている。椿油は生産量が少ないものの、品質の良い高級品で食用だけでなく整髪にも用いられる。10月中旬になると椿の実の収穫が始まり、それを島内の加工場で精製し販売しているそう。椿油は道の駅 むなかたで販売されている。 ![]() ![]() ![]() 島の猫たち。泊漁港の周辺で見かけられる。皆人に慣れているようで、たまに漁港の釣り人のおこぼれをもらおうと集まっているのも見られる。 ![]() 最終便の渡船に乗って本土へ戻った。 ↓ランキング参加中。この記事が良いと思った方はクリックしてね にほんブログ村
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最終更新日
2025.10.05 21:44:58
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