熊本県上益城郡山都町 『池尻の唐傘松』
池尻集落の小高い丘の上に立つ、アカマツの巨樹。県指定天然記念物に指定されている。樹高約8m、幹囲約3.4m、枝張りは東西約24m、南北約20m、推定樹齢は350年以上。樹冠(木の上部、枝や葉が集まる部分)が傘を広げたように見事な広がりを見せており、それが名前の由来になっている。人の手は入っておらず、地質、日光、水環境などの好条件が重なり、自然にこの造形を作り上げたという。かつては50m程離れた位置にクロマツがあり、それと共に「夫婦松」と呼ばれていた。付近に駐車場があるが、そこまでの道がかなり狭いので注意。竜宮滝がある場所から案内板があるので、それに従って進んでいくと田畑の広がる集落へたどり着き、小高い丘の上に1本の大きな松が見える。これが唐傘松。丘の上に1本の松が立つその姿は、まるで天然の盆栽といったところ。駐車場までは行けそうになかったので、邪魔にならない場所に車を停めて近くまで。近くで見た唐傘松。地元住民の方々によって大切に管理されているといい、木の周辺には柵が設けられている。樹冠の部分。地面を雨で濡らすまいと、傘を広げる様にして大きく枝が広がっており、葉も沢山付けている。雄姿と共に、和傘のような優美さも感じられる。長く伸びた枝はなだらかな斜面に平行するように伸びており、絶妙なバランスを保っている。人が造形したものでなく、自然とこうした形になっているのは見事としか言いようがない。枝に沢山付いた松ぼっくり。幹。大きな枝張りを持つ唐傘松を長年にわたって支え続けており、上部は無数の太い枝が絡み合うようになっている。松のそばにある歌碑。唐傘松の周辺にもいくつかの松の木がある。兄弟の木なのだろうか?↓ランキング参加中。この記事が良いと思った方はクリックしてねにほんブログ村