毎日辛抱強く読みにきて下さった皆様、ありがとうございました。
忘れないうちに書いておこうと、続けてUPしてしまいましたが、きょうは完結編になります。
鶴との面会を果たし、TAXIを呼んで空港まで戻ったのですが、このときの運転手さんがまたおもしろい方でした。
風貌はまるで「笑うセールスマン」のようで、声も大きくて、話し方もすごくおもしろいのです。
たった5分やそこらだったのですが、笑った笑った...!
まず、熊について質問した時も「あぁ、熊ですか。熊ね、そんなの実際は出ませんよ」
「え?でも鈴をつけなさいとか、散策道の入り口に書いてあったらしいんですよ」
「いやぁ、出ないよねー、普通」
「そんなぁ...。それだったら散策したかったですけどねぇ...」
とこんな調子で、いっぱいおしゃべりをしたのですが、何を聞いてもシャァシャァとしていて妙におもしろいのです。
TAXI料金は、5分足らずで950円でした。
空港の中の売店で買い物をしたかったのですが、先にお昼を食べることにします。
ターミナルビル内のラーメン「はまなす」というお店の一席に座ります。
北海道に来ると、最後は空港内でラーメンを食べるクセがあるのです。
今までで一番おいしかったのは函館の「塩ラーメン」かな。
同じカウンターの少し離れた所に座っている男の人が餃子とラーメンをおいしそうに食べていたので、この組み合わせにしようかとも思ったのですが、メニューの「餃子ラーメン」というのが目に入ったので、これを味噌でつくってもらうことに...。
スープはおいしかったのですが、なんだか袋麺のような麺でした。
餃子も皮の香ばしさは当然の事ながらスープに浸っていたのでなかったし、やっぱり餃子とラーメンにしておけば良かったか...。
そんなことを考えながら無人の滑走路を眺めながらボーッと食べます。
そういえば、往きの羽田でANAのEdyカード『シャリ~ン♪』に1万円チャージしていたのに、それは使えませんでした。
釧路の全日空のホテルでおみやげを買おうと思っていたのに、全日空のホテルまで出かけてみると、売店らしきものが見当たらないので、従業員の人に尋ねると、やはり売店はないとのことでした。
それで、ターミナル内のANAフェスタで使おうと思っていたのに、品揃えが少なく、欲しいものはすべてほかのなんでもないお店に集中していたのでした。
ちなみに、以前一世風靡した『じゃがポックル』は特設コーナーに山のように積んでありましたとさ。
今回そういえば、ウニをあまり食べてない!
プリンスビュッフェでの勝手丼のコーナーにも、いくらはあったけどウニはなかったかも?!
あまりどころか、全く口にしていないのでは?ということに気付き、『あぁ、でももうあとは飛行機に乗るだけよ』と実に残念な気持ちになり、売店の瓶詰めのウニをションボリンと買いました。
2種類あったのですが、若い女性の店員さんが「こちらの方ならクールでなくても持って帰れますよ。それに秘密だけど、こっちのほうは、私、家でも食べてますけどおいしいですよ」なんて教えてくれました。
ところで、いつも思うことですが、国内の交通費がもうちょっと安くなると、もっと動きやすいのに、と。
場所によっては海外に行った方が安い場合もあるのですから。
さよなら釧路!
釧路は、若い女性にはちょっと退屈かもしれない。
だけど、苦い恋の一つや二つ、三つや四つも経験した人ならば、また馴染む場所なのかも。
私がどうなのかっていうのは別として...。
写真右の『旅に出たくなる地図』-日本、帝国書院から出ています。
見ているだけでも楽しいですよ!
観光スポットをイラストとワンポイント解説で紹介した拡大図や、迫力のある鳥瞰図が全部で36図掲載されています。
旅を楽しむテーマ別(城、ミュージアム、祭り、山、寺、鉄道)の資料も充実しています。
さぁ、次はどこへ行こうかな?
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