カテゴリ:病気のこと・体調
白内障が進んできたので手術を勧められ さて、どうしたものかと思っていた矢先、 日本白内障学会というものが市内で開かれ その締めとして「眼科治療最前線」という市民公開講座がありました。 なんてタイムリー 眼の構造から始まって 白内障手術の移り変わり、レンズの進化、 手術の動画など1時間の講演はなかなか濃い内容でした。 とにかく手術に関しては本当に安全性も高く 技術的にも難しくないものになっている。 昔は手術は最終手段だったが 今は、日常生活に不便を感じたら それがその人の手術時だと思ってよい。 つまり、手術をする時期は本人が決めるものだと強調された。 私が一番驚いたのは眼の構造。 水晶体で焦点を合わすのだと思っていたのだけど 実際には 角膜で3分の2、 水晶体で3分の1 と屈折力を分担しているとか。 ◆現在の眼内レンズの欠点は ・暗い場所で輪郭がにじむ ・夜間、対向車のライトがまぶしい ・遠くか近くかしか見えない しか~し、現在上記2点を克服したレンズは もう実用されているとのこと。 コントラストが非常によくなっているそうだ。 ◆あとは遠くも近くも見える、多焦点レンズの実用化。 実はこれも既にある。 レンズに同心円状のみぞが入っているらしい。 ただ、まだ実用段階と言えないのは ・夜間見えにくい ・従来の眼内レンズより遠くも近くも見えにくい ・乱視が強いと視力が出にくい もうほんの何年かしたら 多焦点レンズで、 欠点を克服した良いものができそうな予感がしました。 それはさておき、 実は義父が5~6年前に白内障の手術をしているのですが… 視力検査で1.0 見えるので 遠くが見えるように合わせてあるんだと思うのですが めがねをかけずに余裕で新聞が読める…。 「ねぇねぇお義父さん、遠くも近くも見えるの?」 「うん、見えるよ」 スーパー元気老人の義父。 ひょっとして、角膜で焦点を調整しているのだろうか…。 おそるべし。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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