2005/01/16(日)09:19
初めての上海は、一人旅には手ごわい! 1
前々から中国には行きたいと思っていましたが、なかなか機会がありませんでした。成都や昆明、大理などには行ったことがありますが、その他の都市にです。中国は近いからいつでも行けるだろうと考えてましたが、なかなか、、、
ときどき、バンコックでは航空券のキャンペーンで、お得な航空券を発売してます。去年の7月には、カオサンのIBSで、中国東方航空利用でバンコックー上海ー東京の往復(45日オープン)、16,480B(約5万円、上海にストップ・オーバーの料金込み)を購入しました。中華航空で台湾経由で帰っても料金は同じですから、新鮮味のあるこのルートを選びました。
上海ではトランジットなのに、間違って入国してしまう。
最初バンコックから上海に行った時、私はトランジットだったのですが、見つけられず、大勢の人と一緒にイミグレを通過してしまいました。もちろん、おかしいと感じたので、係官に聞いたら、そうだという風にうなずくので、通過してしまいました。ほんとうに簡単なあっという間の入国でした。現在は、日本人にとって15日以内の滞在はビザが必要ないこともあって。いやぁ、旅行経験の長い自分にとって久々の失敗でした。
ともあれ、次回のために人民元を1万円分両替して、今度は出国手続き。何と長蛇の列、とほほ、、、 ずっと並んでいたら、みんな何か用紙を持っている。私も必要なのだろうか。聞いたらそうだという。なんとこの国は入国カードの他に出国カードもあったのです(あたりまえですが)。入国の際に、タイのように出国カードの半券を、パスポートにホッチキスで留めてくれれば能率的なのに。またそのカードを取って、書いて並びなおしか? 親切な人が出国カードを一枚私にくれました。ありがとう。それから、飛行機に乗って東京に戻ったのでした。このときは、上海の情報を全然もちあわせていなかったのが敗因でした。
3日後、『地球の歩き方 上海 蘇州・杭州』の最新版と『旅の指さし会話帳 上海』を買って乗り込む。さあ、今度はしっかりやるぞと思いつつ。
ところが、今度もたいへん。まず、空港で電話のしかたがわからない。コインがない、、、 ようやくインフォメーションでコインにかえてもらい、電話。そうしたら、浦江飯店はじめ、3つの安めのホテルに電話すると、あっけなく、ノールームという返事。例の中国語で「没有」というやつですか。空港からして厳しいのう、中国は。
しかたなく、ホテル案内のカウンターに行く。最安のホテルを聞いたら、400元(約5,600円)との返事。そんなにするのか上海は。上海のホテルは高いとは聞いていたが。さんざん交渉して218元(約3,000円)のホテルに決める。カウンターで80元の保証金を取られる。
いやぁ、ホテルに着くまでが遠いなぁ、まだ日は高いが。空港からリニアモーターカー(上海ではもうリニアが走っているのです!!)に乗りたかったのだが、市の途中までしか走っておらず75元(1050円)と高いので、バスでホテルの近くという魯迅公園へと向かう。中天にかかった太陽は、大気のせいか、晴れるでもなく、曇るでもなく、ぼんやりとしていて、にぶい光を放っている。
魯迅公園の虹口足球場前でバスを降りる。ここで言われたとうり、タクシーに乗ろうとするが、ホテルがある通りの名をしっている運転手がいない。6台乗り過ごした。不安になってくる。もしや、空港のカウンターで80元払わされたうえに、騙されたのではないかと疑心暗鬼になってきた。7台目のタクシーの運転手が知っているというので乗った。
タクシーでかなり走って(ホテルは虹口足球場の近くと聞いたが)、ようやく、目的地の万恒飯店に着く。ところが、そこでも問題が、、、
続く。