2005/06/18(土)03:56
◇ タイで一番いい季節
もうしばらくすれば、夏休みがやって来るなぁなどと考えながら働いています。
しかし、8月といえば、タイは完全な雨季。雨季とはいっても、朝から晩まで降っているわけではないが、降るときには土砂降りの雨が何時間も降ることも。降らない時は何日も全然雨が降らなかったり。簡単には説明できない。山間部にあるチェンマイは朝から、シトシトと一日中降っていることもあるし。
私は根っからの雨嫌い。昔、外溝工事(エクステリア)や造園関係の仕事をやっていた頃、当然仕事は屋外なので、雨は気にしていました。それで、図書館に行って、東京都の過去10年間の天気の資料を見つけて、コピーして参考にしていました。その資料を見ていると、だいたいの傾向はつかめます。
8月は雨季で、タイでも結構雨が降るのに、よく外国人がこんなにタイに遊びにやってくるなといつも思っています。かく言う自分もその一人なのですが。この時期なら、他にもっといいところもあるのにと思います。例えば、バリ島。バリ島は赤道の下、南半球にあるので、北半球にあるタイとは気候が逆になります。タイの雨季は5月から10月、バリは10月から3月といったぐあい。雨の嫌いな人は、8月はバリに行けば、雨が降らず、毎日快晴の素晴らしい天気が期待できます。特にダイビングやシュノーケリングをする人にとっては、天気は重要です。
そうは言っても、人間関係やその他で、タイ好きな人は天候が悪くてもまたタイに行くんでしょうね。ただ単なる観光や遊びなら、天気のいいところに行った方がいいに決まっています。なぜ私がこんなことを言うかというと、海好きな私が、7,8月にタイやカンボジア、ベトナムの海岸で1週間近くも雨に降られて散々な目にあったことがあるからです。海のリゾートに行って、雨ばかり降っていて、ホテルに閉じこもっていることほど、つまらないことはありません。雨季とはいえ、数日間雨が降らず、天候に恵まれることもあります。ガイドブックに載っている、単純な説明はあてになりません。私の感覚だと、2,3日か4,5日の周期で雨が続く日々と晴れが続く日々が入れ替わるような気がします。
日本の年末年始、日本が寒い時期に、タイに行って、雨の降らない快晴の街をあちこち歩き回ったり、泳いだりするのは最高です。日本が寒ければ寒いほど、タイの素晴らしい気候は千金の価値があります。
日本は寒い ⇒ タイに来ると暑い ⇒ ホテルはエアコンが効いて涼しい ⇒ 外に出ると暑い 、、、⇒ 日本に帰ると寒い。
この温度の変化、好きです。へたすると風邪を引いてしまいますが。年末年始の忙しさと寒さから逃れて、タイで暖かい気候のなかでのんびりしていると、体が原点復帰していくように感じられる。
それに比べて、8月の渡タイは、雨が多く、雨が降れば温度が下がり、タイとはいえ、日本より涼しくなる。日本の夏の方が暑くて夏らしくていい。それにしても、土砂降りの雨が降ろうと、全世界から観光客が集まってくる。やはり、食事やホテルが安くて、住み心地の良いタイは季節に関係なく、魅力的なデスティネーションなのだなと思います。