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2008/04/26(土)18:19

◇ 鼠の街

カンボジア(91)

プノンペンは夜になると、事務所や家庭からどんどんゴミが運び出されて、道路の集積所に積み上げられる。まだゴミを入れるボックスが少ないので、街中のいたるところにゴミの山ができる。それはすごい光景です。私は慣れてしまって何とも感じませんが。 こんなに汚い街は見たことがない。おそらく世界で最も汚い首都ではないか? 特に大通りから中の路地がひどい。ゴミ回収する人は、分別されていないゴミを人海戦術で手で選り分けながら、リヤカーやゴミ収集車に積んでいく。実に大変な仕事です。乞食や路上生活者もゴミをあさり、めぼしいものを探している。 夜も10時、11時を過ぎると不気味な暗さになり、昼の趣とは全く異なる。鼠達があちこちから這い出してきて、道路を横断している。結構あちこちで鼠を見かける。車で引かれた鼠が干しイカのようになって道路にへばりついている。 プノンペンでは鼠取り器は売れないのだろうか。カンボジア人もあまり鼠を気にしないのだろうか。一度鼠が街中に繁殖していく映画を観たことがあるが、プノンペンの下水道の中にも相当の鼠が潜んでいると思われる。これが中世ヨーロッパのようにペスト菌を運んで人間に移したら大災害になる。 でもカンボジアもここ最近経済成長の波に乗り、どんどん街がきれいになってきているので、もう10年もすれば鼠の数も激減しているかもしれません。

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