2008/01/24(木)22:27
ガソリン税などなど
どうも次回の衆議院選挙ではガソリンにかかる
揮発油税・地方道路税の暫定税率が争点となりそうですね。
暫定税率の期限が切れる3月末までに民主党の頑張りで
税制改正関連法案が成立しなければ、
ガソリン価格が1リットルあたり25円下がるとか。
それに対して自民党が税率維持の根拠とするのが
独立行政法人「国立環境研究所」
の研究チームが昨年10月にまとめた試算で
ガソリンと軽油の税率を元に戻した場合、
二酸化炭素排出量は08~12年に年平均約800万トン増加し、
「京都議定書の(目標)達成をさらに困難にする」と指摘している。
これにプラスして、
日本のガソリン価格は先進国に比べて安いと合わせ技で主張。
税額の割合も、英独で6割を超えているのに対し、
日本は39.5%。原油高騰で値上がりしたとはいえ、
受忍限度内と強調しています。
民主党の国民に対する人気取りである事は明確ですが、
これは相当インパクトがありますね。
運送業者などはともかく、
一般人はガソリンの値段が25円下がった所で
実は生活にそんなに大きな影響は無い筈ですが、
毎日目にする価格が下がるとスカッとしますから。
そもそも自民党の環境に対する配慮と言いながら、
実際には不必要な道路を造りたいという意図がバレバレです。
ガソリン価格が下がるのと無駄な道路を造るの
どちらが環境に悪いかと言えば・・・
無駄な道路を造る方が
環境に悪いに決まってんだろ!!!
小泉・安部路線では道路財源維持はタブーだった筈なのに
福田政権ではそれが罷り通るんですから幻滅です。
最近では、
『車にかかる税金が道路以外に
遣われるなんて許せないな~』
なんてラジオCMがあるくらいですからね~。
さすがにこれを初めて聞いた時は
度肝を抜かされました!!!
日本の財政の問題なんかこれっぽっちも考えないで
道路で潤っている利権を守りたいだけと露骨なCMを流す、
こんな人を馬鹿にした様な自民党は
さすがに次回の衆議院選挙は厳しいかも知れませんね。
とは言うものの民主党も左翼に寄り過ぎた経済オンチ集団で、
彼等が政権を執れば株式譲渡税率が
30%になりそうなのも考えもので困ったもんです。
政治を見ると確かに日本は暗く見えますね・・・