2011/08/07(日)16:34
もう少し引き付けてから撃て
8月2日にアメリカ国債のデフォルトが
起こるや否かの茶番劇は予想通りの結末を迎え、
相場も大して暴落しなくて私は残念がっていたのですが、
国債発行額の増加を受けて
格付け機関がアメリカ国債の格下げを行うという
予想外の展開が待っていましたね。
アメリカなんて借金まみれのくせに
毎年軍事費を50兆円も使っている
超放漫財政の見本の様な国ですから本来であれば
もっと早く格下げがあって然るべしでしたが、
なかなか親分には頭が上がらないから
それも出来ないのだろうと思っていましたので、
正直に仕事をしてくれてちょっと意外でした。
アメリカ国債の格下げに伴って
価格下落・金利上昇するのが普通ですから、
アメリカ国債を大量に保有している金融機関のバランスシートが
結構毀損される事が予想されます。
アメリカの銀行はBIS規制がありますから
国債価格下落は結構痛い筈で、
保有資産の投げ売りが始まるのではないかと
私は密かにウキウキしております。
金曜日は日本の相場も結構下がりましたが、
相場全体のテクニカル指標を見てみると
・東証一部騰落レシオが79.26
・信用評価損益率が-17.3%
・暴落銘柄数が8銘柄
と、まだまだ下げが足りないですね。
買い出動するにはもうひと押しどころか
2~3回の暴落が必要です。
来週の中頃に買い場が来るものと信じて、
私は今週末、
四季報通読をやり直して買う銘柄を考えて待っています。
果たして上手くいきますかね。