2006/01/08(日)01:19
人の広がりはチャンスの広がり
人間の幸せはどこからくるのだろう?
お金?それとも物が豊かであること?
いや、結局のところ人は人との係わり合いの中でしか幸せにはなれない。
お金や物が豊かでも人間関係が豊かでないと幸せにはなれない。
お金や物があっても、世界に一人でポツンと存在していても面白くもなんともない。
逆に人間関係が豊かになるとお金や物も豊かになるチャンスがでてくる。
お金や物も生きてくる。
そんなわけで今日は人間関係について考えてみたいと思う。
世の中には異業種交流会など人間関係を積極的に構築していく場がある。
仕事の職場でも、諸々の人種と交流をもつ機会がある。
少なくともビジネスパーソンとしての自覚の強い人であれば、積極的に人脈を築こうと努力する人も多いということだろう。
通常の友達関係とは違い、ビジネスでは自分にとってメリットのある人と縁を持ちたいという思惑が強い。
しかし、思惑とは裏腹にうまい具合に求める人材と出会えないことも多いのではないだろうか。
なぜなら、ほとんど人脈を求める人の全体にいえることだと思うのだが、自分の思惑ばかりが先行してしまうからなのである。
例えば自分を啓発してくれるような人と出会いたいとする。
自分をワンランク上に引き上げてくれるような情報やネタを持っている人に人はむらがる。
しかしである。
多くの場合、自分が得ようとするあまり与えようとしない。
自分自身が人に対して、何かを与えようというサービス精神がなけらば、人から与えられることはない。
なぜなら、インスパイヤされる情報やネタをもっているひとだって、何かを得たいという思いがあるわけで、得ようとするばかりで与えない人にどうして縁を持ちたいと考えるだろうか。
すばらしい人脈を築くコツは、自分自身がまず率先して与えること。
与える要素を常に仕入れておくことが肝要ではないだろうか。