ボイトレ
東京に来てからボイストレーニングを始めた たまたま友人がやっていたので、一度見学に行ったところ思ってたほど堅苦しくなく、和気あいあいとした雰囲気だったので次回からの参加を決めた。7月のことである。 週に1回、2~4人のグループレッスンで2時間~2時間半1回 2,000円、激安である ボイトレで驚いたのは、まず発声の方法が、今まで自分がお腹から声を出そうと実践していた方法と全く違うのである違うどころか、まったく逆?のイメージです これ、お腹のダイエットにも聞きますので皆さんもどうぞ♪ ボイトレを始めて2ヶ月が経ち、目指していたカラオケ喉自慢に少し近づいたような気はする... 今まで原曲キーで歌えなかった曲も歌えるようになったしのどに負担をかけない歌い方をマスターしたのでカラオケオールしても、声が枯れなくなった そんなある日、ボイトレメンバーによる発表会をやろうとオーナーが言いだした プロのバンドを呼んで、生バンドでライブをやるというのである! いやいや、まいったまいった・・・ そんなつもりでボイトレ始めたのではないのであるただただカラオケが上手くなりたかっただけなのに・・・発表会をやるなんて話しは聞いてなかったし しかも、課題曲は一番苦手でこんな曲歌えたらなぁ~と思って選んだ曲である・・・後悔先に立たず・・・ww が、やるからにはベストを尽くす ということで、当然と言えば当然なんですが、バンドさんに演奏してもらうためには譜面を渡さなければ始まりません 譜面なら、楽器屋さんに売ってるから・・・ などと甘いことを考えていたのだが、この譜面じゃダメらしい 確かに演奏者からするとボーカルのメロディラインはじゃまなだけ 演奏に必要なコードとリズム、イントロやギターソロ、ピアノソロなどのメロディラインを抜き出し譜面を書き起こす そして、原曲キーで歌う場合はまだいいのだがキーを下げたり上げたりして歌う場合がやっかいなのである・・・ かりに、半音2つ下げで歌いたいとする と、譜面のコードも2つ下げて書かなければいけない 例えば、D → C、Gm → Fm という具合に...もちろん、メロディラインの音符も2つ下げて書く ところが、単純に2つ下げればいいという話ではないところが難しいところである そこで、役に立ったのがこの絵 半音2つ下げが単純ではない理由は、ピアノの黒鍵を見ればよくわかる そう、”ミ”と”ファ”、”シ”と”ド”の間には黒鍵がないのである すなわち、ドレミファソラシドと歌った時、”ミ”と”ファ”、”シ”と”ド”の間は半音だってこと! ピアノなど習ったことがない、いや学校の授業で習ったかもしれないが久しぶりの”へ~~”だった 結果どういうことが起こるかというと、たとえば”C(ド)”を半音2つ下げるとすると、単純に”B(シ)”になるわけではなく、”B♭”もしくは、”A♯”となるのだ ということが、素人には直感的にわからないのでわざわざ鍵盤を描いて、にらめっこしながら譜面を書くのである そして今回、運命のヒトの楽譜は、ピアノ弾き語りのものしかなくリズム譜が書かれていなかった しょうがない、耳コピでリズムを書いていくコレには5、6時間かかった・・・ そんなこんなで、苦労の末に完成した譜面を持って昨日ボイトレに行き、先生のチェックを受けた 運命のヒト、リズム書かないほうがいいかもね...(ガクッ!)どっちでいくかはミュージシャンにお任せしよう と言われ苦労して書いたリズム譜のないバージョンも用意することになった ALONEは、OKをもらったんだけど、いざその譜面で歌ってみるとキーが低すぎて気持ち悪い... さすがに、半音5つ下げは歌いやすいけど、違う曲のように聞こえる・・・ こちらは、志願して半音2つ下げの譜面を作り直すことにした土曜日の最終チェックで半音2つ下げで歌えそうだったらそれでいくことに というわけで、最低限の譜面はできたのだが、バリエーションを2つ用意するということで、まだまだ譜面の呪縛から解き放たれることができなかったのであった...