TACOROCO Channel Hongkong

息子の通う日本人小学校では毎日、日記の宿題が出ます。
そして音楽の時間、３年生からソプラノリコーダーが
登場します。
「ぼくはリコーダーが上手に吹けません。指の使い方がわかりません。家でたくさん練習してうまくなりたいです」
こんな日記の内容で母をほろっとさせたくせに、
ソプラノリコーダーは昨日まで机の片隅におきっぱなしよ。
あまりにも息子の意識外にあるもんだからリコーダーはどうしたのかと聞くと、いやーな顔してソファに沈み込んでやる気のかけらも見せずに練習をはじめた。
当然そんな様子でうまくふけるはずもなく変な音を出してわらっているもんだから・・・
私の頭の中でブチッと血管が２，３本切れました。（ホントに音が聞こえた）
まず、ここへ座れと。
目を見てよ～く聞きやがれと。
まあ、その後３０分（以上）にわたって母は怒り続け、彼は泣きながら眠りについたのよ。
明日から必ず１日２０分は練習すると誓ってね。
歌を歌うことや、絵を描くことってやっぱ、才能もあるからいくらがんばってもうまくならないこともあるはず。
でも、ソプラノリコーダーは３年生みんなが初心者でしょ。
ここでの上手い、下手は絶対練習してるか否かに
かかってくる。特に人並み外れて不器用だしね。
そう思うと、ね、ついつい。
母の怒りのパワーをつかってでも練習させたいなと。
今日は背筋のばして練習してました。
横で弟（年長）に「背筋のばして！努力！努力！しっかりふいて！」とはげまされ？ながら。
でも弟もママを怒らせないように必死だったようだ。
（昨日はよっぽど怖かったのね。ごめんよ。息子たち。）
香港にきてから息子たちも私も慣れるのに精一杯で、
４ヶ月すぎたけど、めでたく日記も開設したことだし、
この辺でしっかりいろいろなこと、見つめ直さないとね。
な～んて言いながら、超かわいいアンテプリマ風
ビーズのバック買ってしまった。
風ってところがミソっす。
この辺で私の経済観念もしっかり見つめなおさねば・・・・