2010/12/25(土)15:20
お店番の休日(年の瀬ウォーキング記録・1)
休日のウォ-キング記録、サボっていたのでまとめて
11月28日(日)
JR飯田橋駅から歩き始め、
とその前に駅前の「カナル・カフェ」でお茶タイム。
ここは学生時代には「水上倶楽部」・・・
御濠沿いというロケーションは珍しいものの
それ以外はごく普通のボート乗り場だった。
が今では白を基調にした洒落た水際カフェになっている。
快晴の昼下がり、
水面キラキラのデッキサイドで頂くコーヒーは格別。
同時に御濠の水質がこんなに改善されたことに驚く。
デッキから見える、このカフェの対岸の御濠沿いをてくてくと、
飯田橋~市谷~四谷と、中央線の線路を見下ろしながら歩く。
あっという間に3駅通過~の予定で出発
都会のど真ん中とは思えない、武蔵野チックの遊歩道が続く。
四谷駅を過ぎると、上智大学横から
ホテルニューオータニの脇道を進み、
さらに紀尾井町から元赤坂に回りこむと、
そこは赤坂迎賓館あたり。
小道から小道、
やがて豊川稲荷の裏からひょいと青山通りに出る。
東宮御所をぐるりと半周するかのように、青山一丁目を右折。
休日の赤坂・青山界隈は思いのほかに静寂が漂う。
外苑方向に歩きながらふと振り返ると、
1本の銀杏が黄金色に色づいたままで、
陽が落ちてきたビル街に、秋の名残を思わせる。
ウォーキングの終盤、外苑東通りを信濃町駅に向かう中、
花嫁衣裳の並ぶウィンドウに引かれる様に
明治記念館に立ち寄る。
高揚した気が充満したロビーに、
複数の花嫁さんが行き交う、ちょっとした異空間。
お目出度気分を分けて頂いた後、
現実に戻って・・・すぐお隣の信濃町駅をゴールに。
寄り道含めて3時間強のウォーキング。
~~
12月19日(日)
この日は浅草花川戸の「はきだおれ市」の開催日(18・19日)。
さらに、「羽子板市」も3日目というタイミング。
行先は浅草に決定! JR錦糸町からバスで向かうことにする。
業平橋を通過するバスの車窓から見上げたスカイツリーは
青空に向かって・・・500メートルを超えたかな?
浅草の松屋前でバスを降り、履物問屋の並ぶ花川戸へ、
「はきだおれ市」の会場となる公園に着いてみると、
前回(一昨年だったかな?)に比べ、やや活気に欠けて、
期待していた和の履物屋さんは数件のみ。
隅田川沿いの問屋筋でも行われているらしいのだが、
気分は「羽子板市」に向いているので、
1~2軒冷やかした後、早々に浅草寺に向かう。
やってるやってる、境内に小屋が並び連なる「羽子板市」
時折り 「いよおっ!」 シャンシャンシャン
縁起良い〆の掛け声が聞こえてくる。
目新しいところで『芸大の学生と職人のコラボ展』
近づいて見ると、さすがに個性派揃いの面々
こちらは歌舞伎役者の羽子板が中心
ふと改めて、お姫様の顔立ちがとても愛らしいことに気づく。
藤娘も道成寺も、丸みの顔に丸い目、瞳の中心には★がキラリ。
一昔前の漫画の主人公のようで、ちょいと愛らしすぎる~
切れ長美人や細面が有ってもよさそうなもの・・・などと
ぶつぶつ言いながら見歩いていると、ある店先で、
「今年、初孫に女の子が生まれたから」と、
嬉しそうな表情で羽子板を見比べるご夫婦がいらした。
そう、元はと言えば羽子板は子供の為の玩具、
この「愛らしさ」が有ってこそだった、と即座に納得。
さてウォーキング、浅草寺の境内を一回り、
いつにも増して買い物客や観光客でごった返す中を、
浅草ロックから公会堂、そして伝法院通りから雷門へ。
その後、賑わいの一帯を背に、
駒形、田原町、稲荷町からラスト上野駅へと
地下鉄3駅分を一気に歩く。
歩く頻度の多いコースなので、新鮮味には欠けるが、
浅草ならではの江戸前ショッピングも楽しめるのが利点。
お店冷やかし冷やかし、しめて3時間のウォーキング。
~ ~
* くいしんぼメモ *
「舟和」と言えば『芋ようかん』と『あんこ玉』が定番。
今回は抹茶系にこだわって・・・
『抹茶あんみつ』
寒天はもちろん、蜜も餡も《抹茶味》という徹底ぶり。
ツルンとした舌触りを求めるゼリー派には、
歯応えのしっかり有る寒天が善し悪し分かれるところ。
でもやっぱり「美味しい~」ことに変わりはない