|
テーマ:住宅コラム(1784)
カテゴリ:まちづくり
昨日は建築家の伊東豊雄が設計した岐阜市のメディアコスモスにて岐阜県都市計画協会と公益財団法人 岐阜県建設国保研究センター主催の街づくり講演会が開催され参加した。 地域で空き家や古民家などを通じて地域活動に取り組む仲間たちも多数参加した。よろしくお願いします 最初の講演は名古屋工業大学の名誉教授 松本直司氏の「岐阜県内の景観街づくりについて」だ。 岐阜県内には多くの古民家や町家が残り、中山道沿いには宿場町なども多く残り、散策する西欧人も多くいる。 空き家はまちの財産であり、私的財産から社会財産だという意識改革が必要だという。 地域の住民リーダーや熱血行政マンなどのリーダーにより地域の特色を活かし、地域を活性化させれば空き家はなくなるという。 また空き家条例の制定や新築の制限、税未納物件の収容制度も提案されていた。 2番目は岐阜県都市建築部住宅課の山本課長のお話で、岐阜県における空き家対策について網羅的にお話された。よろしくお願いします 岐阜県ではさらに空き家対策特別チームにより市町村のニーズに応じて部局横断的な支援を強化し、空き家の利活用や除却に対する支援を行い、新規補助事業の創設も実施する。 今年から空き家改修に100万の補助や、移住体験住宅への改修費100万の補助が始まっているが、さらに空き家の解体や改修費のほか、空き家への家賃補助なども検討しているようだ。 最後は我がふるさと「郡上八幡の空き家プロジェクト」について郡上八幡産業振興公社の専務理事、武藤氏の講演だ。 郡上八幡は城下町で多くの古い町家が残るが空き家が増えてきて、その空き家を動かす体制を整備し実施している。 空き家の所有者から借り上げ、残置物の処理から改修費の負担、家賃改修など所有者に代わり手間のかかることを代行し賃貸住宅化し事業化して10年で投下資金を回収するスキームだ。 353件の空き家のうち民間活用を含み63件が活用され、空き家を活用して街をプロデュースしている。 公社の実績として移住や起業目的の賃貸物件を17件を貸し出し、一棟貸のゲストハウスを2棟を直営している。 また公社買取の直営物件として玄鱗や虎屋を複合施設として店舗や事務所、地ビール製造やレンタルルームなど多目的に活用して街の賑わいを創出しているのだ。 このような地域おこしの事業が各地で行われ、空き家を街の資産として活用していけると良いですね。 【タグチホーム】岐阜県各務原市の耐震省エネリフォーム施工事例が満載! 【さくら事務所ホームインスペクション東海】住宅診断や耐震診断、フラット35適合証明など情報掲載! j お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年02月04日 07時44分30秒
コメント(0) | コメントを書く
[まちづくり] カテゴリの最新記事
|
|