レディーのエレガンスを纏う、魅惑のフレームバッグ
バッグにはクールなもの、スポーティーなもの、様々ありますが、ひときわ女性らしい優雅さを湛えるのが「フレームバッグ」です。その洗練されたフォルムは、まるで過去の映画に登場するような気品溢れるレディーを彷彿させます。永遠のフェミニンスタイル19世紀に誕生したフレームバッグは、ドレスが日常着だった時代、女性ならではの華やかさを演出するアイテムとして登場しました。そのクラシカルな佇まいは、現代のカジュアルな服装とは一線を画し、持つ人の上品さを際立たせます。20世紀になると、ハリウッド女優をはじめとするセレブたちに愛用され、さらにその人気は高まりました。繊細な美しさ、気品に包まれてフレームバッグの魅力は、なんといってもその「繊細さ」にあります。カチッと開閉するキスロック金具と洗練されたフォルムは、ロマンティックで上品な雰囲気を醸し出します。決して派手ではなく、控えめでありながら気品を湛えた大人の女性にふさわしいバッグです。フレームバッグを持つ女性は、どんなときでもエレガントで、流行を追うのではなく、自分自身のスタイルを確立しているようなイメージがあります。まるで王室の一員のような気品を漂わせ、周囲の視線を惹きつけます。私もそんな女性になりたい。永遠に戻る流行フレームバッグは数年に一度ブームが訪れます。直近では2010年代半ば、フィービー・ファイロによるセリーヌのレディーライクなフレームバッグが大流行しました。そしてここ最近、再びその姿を見かけるようになってきています。カイアテのメタルフレームバッグ、エトロのハンドバッグデビュー、プラダの三角形トップハンドルなど、エッジの効いたデザインも登場し、ますます魅力的になっています。グレース・ケリーのような繊細な女性らしさが似合うバッグなのかもしれませんが、少し背伸びしてでも持ってみたい。まずはバッグを買って、その雰囲気に慣れていけばいいのでは?