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下流国際結婚トレビア~ン

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2010.07.01
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カテゴリ:弟へ

弟へ


お姉ちゃんは気付きました。

『パリジャンと思って~』を読んでくださった
お母さんのお友達が、
お母さんに
「良かったよ~さくら」と
優しい感想のメールやお電話をくださる時、

お姉ちゃんは、お母さんに怒られません。ぺんぎんきらきら

それどころかお姉ちゃん、
すごく天狗になったりしています。おとめ座

天狗になるのは、
ものすごく気持ちがいいのですが、
家の外では天狗であることがバレないように、
細心の注意を払って行動しなければと思います。ぺんぎん卒業式



さて、先日のアレヂとの再会の折も、
お姉ちゃん、細心の注意を払いました。

本題が例の本のことなので、
本を見せた時の
アレヂの反応を想像するだに空恐ろしく、
二人きりで会うには勇気が要りましたので、
「私も行くよ」という
斉藤さんのお申し出は大変有り難かった。

かくして斉藤さん(冷静沈着・有能編集者)と、
マコト(アレヂお気に入り・盛り上げ上手のレズ)という
アレヂ接待における最強メンバーと共に、
東京のど真ん中でアレヂと再会したのでした。


半年ぶりに見るアレヂ。

変わっていませんでした。

研ぎ澄まされたように痩せていて、
宇宙人並に顔が小さい八頭身で、
ジョークで笑うまでが、
日本人より一歩遅くて。

私があげたシャツを
しわしわのまま着ていて、
でもカバンは新しいのになっていて。
そうだよね。
誕生日にプレゼントした黒いカバン、
ずっと使っててくれたけど、
かなりボロボロだったもんね。
なんて思ったりして。

……なんということでしょう。
何様なのでしょう。

とっくに他人だというのに、
アレヂを見るお姉ちゃんの目は、
あまり変わっていないのでした。
好きとか恋とか、
そういうのとはまたちがうと思うのだけれど。

あの頃と同じように、
アレヂの身だしなみが気になったり、
レストランで肉の入った料理を注文できないアレヂに、
友達の手前イライラしたり。
それでいて、
アレヂに触れることと、
同じ家に帰ることは許されないのでした。


アレヂはその後正社員になり、
仕事に趣味にと、
忙しい毎日を送っているようでした。
あの家から引っ越したらしいけれど、
引越し先は伏せられました。ぺんぎん

本を見せてみて、
出版の許可を求めたら、
怒ることはせず、
パラパラとページをめくり、
四コマ漫画を読んで笑ってくれたので、
どうなることかと思っていた分、
力が抜けるくらい安堵しました。


アレヂとは、
時々短いメールを交わしていました。
アレヂからは正社員になったとか、
音楽を作ったとかの自慢報告メール。
お姉ちゃんからもイタリア旅行に行ったとか。
もちろん自慢報告メール。

でも会って話したら、
実はお互い
良くない出来事も起きていたことがわかったりして。

なのにメールでは、
張り合うように自慢しかしてなかったなんて。

なんだか、アレヂもお姉ちゃんも
可愛いなぁと思いました。ぺんぎんぺんぎん


お姉ちゃん、
別れてから随分と、
色々反省して、勉強して。

もしもタイムマシンがあったら、
お姉ちゃんは過去に戻って、
あの頃のお姉ちゃんに、
「そのセリフは言っちゃいけない」とか、
いいアドバイスができたりして、
アレヂとうまくいったかもしれない。
なんて思ったり。

思い返せば、
アレヂとの軌道がズレてきたのは、
だんだんとなんとなくではなく、
いくつかの決定的な出来事があったような気がして、
少し大人になって振り返れば、
鮮やかにそれがどの出来事かわかるから、
きっと、タイムマシンがあれば、
今もお姉ちゃんは、
アレヂといたのかもしれない。

でも、タイムマシンはないから。

タイムマシンが簡単に作れないこと、
誰もが前にしか進めないこと、
それってきっと、意味があるんだよね。

ねぇ、弟。
お姉ちゃん、
難しいことはよくわかんないけど、
前にしか進めないって、
悪いことじゃないのかもしれないね。
前に進んだ先に
まさかのアレヂがいるかもしれないし、
いないかもしれないし、
王子様がいるかもしれないし、
いないかもしれない。
とにかく前しかないなんて、
迷わなくて、わかりやすくて、いいね。

ねぇ、弟。
当たり前のセリフの前に、
「難しいことはよくわかんないけど」
ってつけると、
途端に青春ドラマになるから、
今度使用してみて。

例)・俺、難しいことはよくわかんねーけどさ、
   焼肉うんめー!ウィンクおにぎり
  ・俺、難しいこととかわかんないけどよ、
   太陽ってあっつくね?晴れウィンク


そうそう。
アレヂのご機嫌を取るために、
アレヂの誕生日も近かったから、
斉藤さんとマコトと一緒に、
贈り物をしたの。プレゼント

アレヂの好きな
カシューナッツと、
ピーナッツバターと、
綿100%の靴下と、
犬のアップリケがついた青いハンカチ。犬

綿100%の靴下って、
どこにも違う繊維が入ってない靴下って、
結構見つけるの大変なんだよ。
昔それでアレヂと喧嘩したこと思い出しながら、
アレヂが喜ぶのはこれだひらめきと思って選びました。

アレヂが帰りにメールをくれてね、メールする

〈今日はありがとう。
プレゼント三人からと言ってたけど、
全部選んだの貴様でしょ〉

って書いてあってね、
なんかよくわからないけど嬉しくなって、
本当は、
カシューナッツとか
斉藤さんのアイディアだったけど、

〈バレた?〉

って、
お姉ちゃんウソをついちゃいました。


好きなものも嫌いなものも知ってるけれど、
触ってはいけない、
天然記念物みたいな存在の人が、
東京のどこかで、元気に暮らしてる。家

今は不思議と、
それで充分だと思えます。四つ葉

…成長した?
お姉ちゃん成長した?ぺんぎんきらきら


なお、以上の日記、
お姉ちゃん、
MISIAの『忘れない日々』を聴きながら、
入り込みながら書きました。
弟も良かったら
『忘れない日々』を聴きながら
もう一度読み返して、
音楽マジックを体験してみてください。
びっくりするくらい感動的になってるはずだぉ赤ハート



P.S ワンピース…お友達から返ってきた……?


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Last updated  2010.07.02 00:01:08


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