たわけのたわごと

2013/08/03(土)21:41

価値を理解することと価値のある考え方

精神(25)

そしてまた久々の更新になってしまいました。元気です。 怒涛の4ヶ月間が終わり。ついに学生の特権夏休みが始まります。 社会人として、学生に「学生時代にしておいたほうがいいことはありますか?」と聞かれたら、 「本を読め、借金してでも海外に行け」と答えるので、海外に行こうと思います。 結果、東京にはほとんどいません。お金もありません。とりあえず、この夏はまだ借金を作らなくて済むと思いますが、来年はわかりません。社会人復帰後は3年くらい借金返済のために働くことになる予感がします。まあ、それもよしとします。 さて、話は変わって僕は長年剣道をやっていますが、そのことについて少し。剣道は何歳になってもできるし、20年近くやっても分からないことばかりという意味で非常に奥深いものです。最近は剣道をやっていてよかったなと度々思います。稽古量は週1回程度と少ないのですが、先輩には週8回とかやっている人がいます。今は、朝7時ごろですが、きっと今も彼は稽古をしています。今日書くことはその人に教わったことです。 彼は僕なんかよりもずっと多忙な人です。僕は少し忙しいと剣道の時間を削ってしまいますが、彼の場合は剣道をする時間は確定されたものだそうです。仕事で忙しくて、寝る時間がなくても道場には必ず行く。疲れていたら稽古をお願いする相手の数を減らすだけとのことです。 稽古をすれば、体は疲れるけれど、精神的にはリフレッシュできるとのことです。それが、なくなると仕事も何もできないようです。たまに過労死で死ぬかもと思うらしいのですが、睡眠時間2,3時間でも剣道は欠かしていません。 見習いたいとは軽々しく言えませんが、尊敬します。やっぱり一つのことを極めようとしている人は考え方がしっかりしている。 その人が言うには剣道はとても恵まれている。なぜなら、自分がやりたいと思えば、世界で一番強い人とも稽古ができてしまうからです。それも無料で。実際、彼は毎週世界トップクラスと稽古をしています。剣道にはプロというものはありませんが、警察の一部の人がそれに近い。あとは、8段という最高の位を持つ人が各県に何人かいます。そのような人たちもオープンな場で稽古をしているので、お願いしようと思えばだれでも稽古をつけてもらうことが可能です。当然、中途半端な気持ちでお願いすれば恐ろしい結果となりますが。 野球やサッカー、テニスなどではトップの人と練習をするということはまずできません。インストラクターを雇えばトップクラスの人でなくても高額な料金を払わなくてはなりません。 一方、剣道はある道場に行くと、雑誌に載るような人が何人もいるということがあります。道場に熱心に通っていれば、そのような「有名人」から無料で指導が直接受けられます。知り合いになることも容易です。 そのような理由から先輩はしばしば片道100キロを超える距離も厭わず稽古に通うのです。 このように明確な考えを持って行動できるというのはすごい価値だと思います。

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