大人の女にできること / Mature Rules

「なんで先に訊きに来なかったの、
僕だったら絶対勧めないよ」
偶然知り合った、とある大先輩の言葉。
えー、今日までお話したこともなかったので･･･。
「ラクじゃないよ、少なくとも僕はもう引くから」
えー、そんなこと言わないで、一緒にやりましょうよー。
「もー、そんなことならもっと色々教えたのに」
そう言わないで、これからのこと言ってくださいよ(笑)。
「まあ、なんかあったら助けてあげるからいつでも言いなさい」

「○○さん(わたし)は性善説でしょう？」
これまた、別の人からの言葉。
そうですか？そんなお人よしでもないつもりなんですけど。
「人間って、やっぱり悪いやつもずるいやつもいるんですよ」
多分そうなんですね。
「疑ってかかれとは言わないけど、
やっぱり何かあったときのことも想定しておいた方がいい。
どこまで許せるかの心構えとか、リスクマネージメントも必要ですよ」
それはそう思います。
「気が付く限り、フォローはしますから」

「あなたには、すごく確固とした理想があるでしょ。
それが一番心配な点なんです」
またまた別の人の言葉。
え、どういうことですか？
「色んな現実にぶつかったときに、どこまで頑張れるか、
そのギャップを越えるパワーがどれくらいあるか、
そこが一番気になってます」
確かに、それは大事ですよね。
「応援しますから、頑張ってください」

理想はいつも、きらきらと輝かしい。
でも現実はそう輝くことばかりじゃなく、
がっかりさせられることもたくさんある。
今は、ちょうどその間にいる。
でもその間に、こうやって色んな橋が架かっていて、
わたしはそこを渡っている。
理想と現実は、壁で分断されているわけじゃない。
少しずつでもいいから、しっかり渡って行こう。