テーマ:大人の宿題(361)
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先日やっと「皇帝ペンギン」を観た。
自然の摂理に従い、自然のなかで生きる。 動物とは本来こういうものなのだ、と改めて教えられる。 たとえば、あの短い足の間で卵を温めて孵すつがい。 お互い協力し合い、不器用に短い足を使って卵を交互に預けあう。 あまりに不器用すぎて上手くやりとりできず、 凍える外気に卵を長くさらしすぎてしまう。 ただそれだけで卵はもう孵らない。 お互いの間に転がる卵をうなだれたように見るつがいは、 一体どんな気持ちなのか、不思議と想像できる気がしてしまう。 一生懸命にただ生きるために食べ、 食べるために、子供を育てるために、命をかける。 どのシーンにも、人が忘れかけているなにかが見える気がする。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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