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躰道∞(無限) 

完結。イギリス行脚。躰道橋をかけ終えて。

懸垂ができるほどまで空いた列車の中。
 私も挑戦しました。20回はかるい!と豪語しましたが、いいとこ7、8かいでしょう。

トンネルを抜けるとそこは……
 この時期に緑が綺麗。町には桜だったし、こっち(宮城)よりかは温かいし。本日、北海道旅行から帰ってきた先輩に「どうでした?」と聞くと、「痛かった」の一言でした。凍てつくということでしょう。

ママ、上にでっかい船!(ラピュタ風に)
 列車の窓から見上げる。一瞬、頭がパッとなる。イギリスに来てから初めての晴れだった。最終日に。

ゴリアテじゃあ、なさそうだね。
 こぼれた黒点をアップにしてみると飛行機の形をした乗り物だった。

おばさん!俺も乗せていって!!!
 ヒースロウ空港に到着。来るときも、もちろんここを利用した。天井が意外と低い。ゴリアテはなかった。

40秒で仕度しな!  byドーラ
 暗黒、再来。 

龍の巣だ!…父さんは帰ってきたよ!
 ということで、成田空港に無事着きました。

「天空の城ラピュタ」でドーラ一家と仲間になって旅立つパズー。

 ゴリアテが最新式のデジタルな乗り物だったら、釜ジイのような機関長が整備しながら飛燕するドーラの船はアナログである。

 今旅で私が撮影のために持ったのはSONYのデジタルビデオカメラ。ヒューゴはキャノン製デジカメ。

 記録はそれでいい。

 けれども、出会いはアナログだ。昨今では懐かしい言葉になってしまったが、感動的な出会いというものは常に過去になる。思い出になってしまう。

 デジタルな記録を見て、何かを思い出し、胸の辺りからもやもやと膨らんだ霧のようなものが水滴に変わり目の縁から流れる時だって、アナログなのだ。アナログの意味を履き違えているかもしれない。でも、デジタル画像、映像を見たことによって涙が出るのではない。それはただ、きっかけにすぎない。

 胸から出たもやもやの正体は思い出で、桜の花びらみたいなものだ。

 春になれば、日本で当たり前に見れる桜。桜といえば、酒を飲む口実だったり観光のものになるが。私の場合は思い出となったイギリスの桜。

 次に桜を見たときは必ずイギリスを思い出すことでしょう。そして、偶然といえば偶然、必然といえば必然なのでしょうけれども、四月には青森で『さくら祭り大会』があります。

 斉藤先生、ヒューゴ、そして、私たち石巻のメンバーの五人が再会をはたし、揃うと一輪の桜になることでしょう。
 
 胸のもやもやを作るのは脳の仕事で、素直でプラスな感情が人を動かすことで感動というものができると私は信じています。
 
 感情、牛が肉屋に出発するとき涙を流すと言われています。
 
 私はこの旅でビーフステーキを二枚食べました。とてもおいしかったです。顔は思わずほころびます。

 私は牛の悲しみを食べて喜びました。したがって、悲しみという感情を食べて、喜びという感情を周囲に表します。

 しかし、牛には同情しません。悲しみと、喜びは正反対で、「同情する」なんていったら嘘つきになります。

 人ひとりのために、他を無視し、犠牲にしていくことを自覚し、感情を表さなければなりません。その『ひとり』というのが、私なのか、あなたなのかはわかりません。

 けれども、自分が感情を超えたときに、どういう感情表現をしているか形容できなかった場合にのみ、あなたのために私は私を無視するでしょう。
 
 暗い話になりました。旅の間、私の顔に笑顔以外のものはありませんでした。しかし、人間には裏と表、陽と陰があるように人前で感情を表しているようで、本当の姿はこうだ。ということも少なくありません。

 ハンニバル・レクター博士ではないが、ことの本質を見抜くことが一番大切だと思います。
 
 その一つ、私が注意していることが言動と表情の不一致。それと、声質の明暗。もっとも解りやすい、目じりから浮き出る卑しさ。

 この三つは、それこそ裏と表、陰と陽である。全てがマイナスであっても本人がそれに気づいていれば、ひっくり返すだけで修正することができる。

 卑しいのは癒しに変わる。見つめられるだけで心がそうなってしまう。でも、実は見る側で、そのどちらかが決まるだけで、目そのものに変わりはない。

 本質はどこにでもあるが、それを知るか、知らないかでミネラルウォーターがマグマにも変わってしまう。

  山育ちで、目はいいの。 byシータ
 変な話になってしまったけれども、これからも躰道活動を紹介していきます。国内だったり市内だったり町内だったり、脳内だったりしますが。
 最後まで読んでくれたかたにはお礼を言いたいと思います。「ありがとうございました」


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