2006/11/11(土)22:40
悲しい出来事
木曜日、母の姉が突然ぜんそくの発作がでて倒れた、と夜中に病院から連絡があって
すぐに駆けつけて行ったけれど、その日のうちにお別れとなりました。
今まで何度か身内のお葬式に出席したことはあるけれどまだ小学生で、はっきりと死を
理解して、見守ったのは初めて。こんなにもつらくて悲しいものだったなんて。
救命救急センターでは、長くないこれからどのような治療をするかの判断を迫られたし、
長くないという期間は決して1年とか1ヶ月、1週間ではなくその日24時間以内の話だった。
既に脳に障害が出ていて、と報告を聞いたけれど、でも、障害を持ちながらも生き延びるという
話は一向にでてこなくて、つまりそういうことなのだと理解させられた。
11時になって、面会を許してもらい、3グループに分かれて面会に。私はただ、見つめながら
祈る事しかできずにいたけれど、面会が終わって外に出て、1分もしないうちに母と姉のだんなさんが
呼び出された。次の面会はあと2時間後なはずなのに、再度呼び出されることに不安を覚えていて、
戻ってきた母達の表情を見て、何も言葉がでなかった。
前日まで元気にしていて、その日から母3姉妹の夫婦と旅行に行く予定で、それをとても楽しみに
していて、なのになんで!って。あまりに突然で、人の死について実感した。
今日お葬式が終わって、あれからずっといろんな手続きや手配に負われていたけれど、
ホッとした瞬間にまた悲しくなる。
人の運命なんていつどこでどうなるのかわからなくて、だから私はこれからもっと日常に
幸せたくさん見つけて、いいことも嫌なことも精一杯過ごしていこうと思いました。