2011/12/28(水)11:30
人に勝つものは力あり、自分に勝つものは強し
人に勝つものは力あり、自らに勝つものは強し。
胸に響きましたので、
致知出版 「小さな人生論3」より引用させていただきます。
他人と争って打ち負かす者は力があるといえるが、
それは本当の強者ではない。
真の強者とは私欲私情を克服できる者を言う。
克己とは、
天は人間にだけ克己という心を発達させた。
その心によって人間の進歩向上がある。
それを肝に銘じたいものである。
この小さな人生論(1~4)は何度読み返してみても
その時々に応じて感じ方、考え方に指針を与えてくれる。
ぜひ皆様にもオススメしたい書である。
私は講演の際、読書は人格をつくり、人格が未来を作る
という話をする。
これなら、学校の図書室、地域の図書館で手軽に
誰にでもできる未来への準備、投資となる。
ゆえに「今」「ここ」の過ごし方に
未来があると言っても過言ではない。
何も学生だけの話じゃない。
どんな年齢であろうと同じだと考えている。
私は41歳のときに外資系IT企業を辞めて
物書きを志した。
年収は当時の数分の一にまで落ちたが後悔はない。
未来は自分で切り拓くということを
自分で確かめている最中だと実感できている。
こんなに素晴らしいことはない。
話だけじゃなくて実践しているのだから、
その充実感たるや言葉にはできない。
成功の途中にぶっ倒れてもきっと後悔はないはずだ。
そんなことも「小さな人生論」を読んでいると
これでよかったんだと再認識することが出来る。
在り難い。
この本との出会いは、
我が街にある某医院の待合室でのことだった。
感謝、感謝。
だが、我が心の甘さには連戦連敗中の私である。
なさけない……。