2012/02/07(火)14:02
その鋭を挫き……
「その鋭を挫き その紛を解き その光を和らげ その塵に同じうす」(老子)
キラキラと輝くような才能がある(ような)人への言葉です。
人が生きていくには、あまりにも鋭い部分はなくした方がいい。
自分にきらびやかに光るものがあったら、意識的にぼやかすこと、
塵と溶け合うように意識すること。
人は知識や才能などをひけらかすことなく生きることが
大切であるという意味です。
それが本来の言葉の伝えるところですが、得てして、
本人が思っているほど周囲は評価していないことが多いのも世の常です。
まずは自分をよく知ることからです。
とも読み取れるのかな、と思います。