「モーツァルト!」(6/4,15,19梅芸)「モーツァルト!」 6月4日初日・6月15日マチネ・6月19日ソワレ(梅田芸術劇場大ホール)出演・・・モーツァルト:井上芳雄、レオポルド:市村正親、コロレド大司教:山口祐一郎、ナンネール:高橋由美子、コンスタンツェ:西田ひかる、ヴァルトシュテッテン男爵夫人:久世星佳(6月4日・15日)、香寿たつき(6月19日) さて、私の『モーツァルト!』観劇は早4回を数えます。4回で終わるのかもまだ分かりません。。 とにかく、それほどすごい舞台なのです!観るたびに新しい発見と感動があるんです! まず初回は初めて観るウィーンミュージカルの音楽の良さと日本ミュージカル界を担うキャストの方々のクオリティの高さ、そして山口さん、市村さん、井上くんのそれぞれの持ち味の素晴らしさに感動・圧巻されてしまい、アマデ(才能)の動きの意味や、ヴォルフガングの心情の変化というものまで考えられませんでした。 二度目はよりストーリーに重点を置いて深く入り込みました。 すると、最初に観たときは所々で不自然だなぁと思ったアマデの行動の意味も自分なりに理解でき、よりモーツァルトという人物が身近に感じられました。 あと息子を想う父の愛に感動☆ ウ゛ァルトシュテッテン男爵夫人の歌う「星から降る金」には毎回泣かされますが、ホント何度聞いてもイイ曲ですよねぇ☆ 私は毎回何かの役に感情移入して観てしまうんですが、それはその日の気分なんで観始めないとどの役に感情移入するか分からないんです。 1回目は全体を観るのに一杯一杯だったのと、席が悪かったのと、あと初日という独特の緊張感漂う舞台だったんで、誰に感情移入するわけでもなく終わりました。 2回目は市村お父さん!市村さんは本当に凄い人ですね・・(尊) 厳しさの裏に隠した優しさが声と瞳に時折現れていて、ヴォルフへの深い 愛を感じたし、一方で天才を作り上げたという自負や、音楽を諦めた挫折の念がひしひしと伝わってきました。 あと井上ヴォルフと戯れてる感じが回を増すごとに親密になってて微笑ましかった(*^_^*) |