体感劇場

2011/03/10(木)23:09

飛ばないボールで、ドームラン減少

スポーツの話題(32)

巨人“ドームラン”はどこまで減る? やはり新球は致命傷  昨年の3位からV奪回が至上命令の巨人にとって、飛ばない統一球は致命傷になりかねない。 昨年6年ぶりに200本塁打台を記録したが、半減の危機に直面だ。 飛ぶボールと狭い東京ドームで特製ホームランを量産してきたツケは高くつく。 パワー自慢の中日・ブランコでさえ「40本打つのは大変なことだろう」と嘆いているという、今季導入された飛ばない統一球。 最大のダメージを受けるのは言うまでもなく巨人だ。 昨年の本塁打数を見ても226本と断然トップだ。 2位の阪神が173本、3位・ヤクルト124本、リーグ優勝した中日は4位の119本。 5位・横浜117本、6位・広島104本。 巨人のホームラン量産の源は、一目瞭然で「こすってもスタンドに入ってしまう、東京ドーム特製のホームラン」にある。 「東京ドームでは野球にならない。他の球場ならば、平凡な外野フライがスタンドインしてしまうのだから」と他球団の投手たちがどれだけ泣かされてきたことか。 その“ドームラン”を最大限に生かし、空中戦で相手投手を圧倒。 昨年は1ゲーム差の3位に終わったが、一昨年までリーグ3連覇している。 ホームラン王のラミレスの49本塁打を筆頭に、阿部44本、小笠原34本、坂本31本、長野19本、高橋13本と、打ちたい放題打ってきた。 が、国際試合にも対応するために、野球正常化を目標に導入された飛ばない統一球の効果は絶大。 西武相手に東京ドームで行われた2試合のオープン戦で巨人首脳、ナインは嫌というほど統一球の真価を味わわされている。 「去年までだったら、文句なく中段に入る中村のホームランがギリギリだった」と。 巨人の年間ホームランがどこまで減るか?  懸賞クイズの問題にもなりそうだが、ズバリ言えば、半減近くなるだろう。 昨年の半分だとすると、113本塁打になる。 過去10年間の巨人の最少本塁打数は、原第2次政権初年度の2006年の134本。 良くてもこのあたりの本数に止まるだろう。 ちなみにこの年は4位に終わっている。 もちろん、本塁打減は巨人だけに起こる現象ではない。 が、もともと広いナゴヤドームの中日、甲子園を本拠地にする阪神のライバル2球団は巨人のようにホームラン依存症にかかっていない。 一発に頼っていては勝てないからだ。 原監督は宮崎キャンプの時から飛ばない統一球対策として「つなぎの野球」への方向転換を強調してきたが、長年のホームラン依存症は一気には解消されない。 ラミレス、阿部が30本台。 小笠原、坂本は20本台。 一発激減ショックで、巨人のV奪回は前途多難、展望が開けなくなる。 <記事へのコメント>  巨人の批評記事で金儲けしている-いい加減、ヤクルトの記事で金儲けしなさいよ!という感じ―夕刊フジが、こんな事を書いています。  練習試合、オープン戦などを観ていると、確かに、飛ばない。 カキーンという当たりが、ボコッという当たりの感じがする。 昨年までの野球の楽しみ方とは、明らかに変わる感じはしますね。  各球場の広さが違うから、統一球は不公平という感じもするけれど、国際試合に対応するための統一球の導入は賛成。 実際、メジャー仕様の球を使っている日米野球や統一球仕様の国際試合を観ていると、日本人打者と外国人打者のパワーの違いは歴然と感じる。 だから、国際試合でのスモールベースボールでの戦いは正解だと思う。  記事に書かれているような、巨人はホームランばかりに頼っていたというのは正確な表現ではないでしょう!? 松本などの登場により、盗塁も増えて、大技・小技が入り交じった試合展開で、優勝を勝ち取ってきたような気はする。  これまでの試合内容を観ていると、悪戦苦闘しているような感じはするけれど、小技への大幅な修正ではなく、味付けを変えるだけで良いような気がする。  その意味で言うと、俊足の藤村には期待しているんだけど、中々結果が伴っていませんね。 坂本と共に、将来の主軸と期待する大田も、3年目の割には日本ハムの中田などの活躍と比較すると、ぜんぜん物足りない。 大田、一発奮起しろよ!  去年のホームラン王のラミちゃんは、今年は、首位打者獲得時の打法に戻るだろうと思う。 坂本は、いよいよ、3番定着で、将来のクリーンアップの英才教育かな!? 最も気がかりなのは、亀井。 全く、復活の兆しが見えない。 打席でも打撃フォームを崩されて、球に当てるような感じで凡打の山。 何となく、スンちゃんと同じ道を辿るのかな!?・・・・・と心配しています。  攻撃陣は、そんなに心配していないけれど、一番心配なのは、投手陣。内海と東野が中心になって、投手陣を引っ張るような活躍を期待したい。 澤村には期待しているけれど、開幕投手になったら、ある意味、非常事態でしょう。 何も、マスコミに乗って、話題優先で開幕投手にする必要はないよ。 じっくり育てた方が、将来の球団の為になるでしょう。  今年の西村は、何となく期待できる感じ。 ソフトバンク戦の小野を見ていると、気迫あふれる投球フォームで、何となく良さそうな感じがした。 気合いで相手を圧倒して、シーズンを通して1軍で活躍して貰いたいところ。  ゴンザレスは、昨年よりスリムになって、一昨年の体つきに戻ったような感じ。 野球解説で、体型の事をハッキリ言わない人が多いけれど、昨年は、明らかに太りすぎで、一昨年の活躍をフイにしていた。 昨年よりもスリムになったので、今年は、一昨年のような活躍を期待したいですね。  グライシンガーは、ソフトバンク戦で好投して、最多勝を取った時のような復活を期待したい。 あの試合は、ソフトバンクの育成選手の投球内容が素晴らしかったので、そちらに目が奪われたけれど・・・・・。 ライバル球団だけど、シーズンに入っても活躍して欲しいですね。  抑えでは、アルバラデホが期待はずれに終わりそうな感じで、ロメロが何とか物になってくれれば、一安心。  山口・越智は、勤続疲労の懸念があるけれど、例年通りの活躍を期待しています。  今年は、ホームランの数が減って、接戦が多くなるような気がする。 それだけに、投手陣の出来がペナントの行方を左右するでしょうね。 ホームランによる大勝も、スカッ!とするんだけど、観ていて面白いのは、ハラハラドキドキの接戦。 今年は、胃が痛くなるような試合が多くなりそう!? (^_^;) 応援クリックをお願いします! 楽天市場の季節特集! 楽天市場のポイント企画! 楽天市場のバーゲン企画!

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