2023/11/12(日)18:36
また会いましょう!
2023年10月28日 メジロ65㎝ 遠州サーフ谷ノ口にてキャッチ
日が沈み、もう海も見えなくなるって時に釣れた1匹。
いや~、今思い出しても顔がにやけてしまうほど嬉しい1匹だった。エヘヘ(*‘ω‘ *)
この魚を釣った時、興奮しながらカメラを構えて写真を撮っていたら、小柄なおじいちゃんが歩いてきて、ロッドの向こう側にポンって座った。
年季の入ったネイビーの作業服のおじいちゃんは笑顔で話しかけてくるんだけど、方言となまりがすごくて何言ってるかさっぱり分からないw
それでも聞いていると、
『今日は西の浜でも釣れとったぞ!』、『よう上がったな、おめでとう!』
とか言ってくれて、この人も釣りが好きなんだろうと思えた。
するとおじいちゃんが
『この魚は65cmや!』
この時はすでに夜といってもいいくらい暗くて、カメラで写るかどうかギリギリ。
実は魚が大きい事は分かったけど、何cmなのか見当もついていなかった。ワカラン( ̄▽ ̄;)
思い出したように持っていたメジャーを当ててみると、これがなんとぴったりの65cm!
『おう!じーちゃんすげーな!ぴったり65cmやん!』
と顔を上げた時、そこにはもう誰もいなかった。
あれ?と思い回りを見渡しても、隠れる場所のないサーフにはもう誰もいない。
自分の背中側が海のため、正面に居たおじいちゃんが波にさらわれることもない。
ライトを照らしてみても、おじいちゃんの姿はおろか足跡さえ残っていなかった。
ここで初めて気づいた。
『そういう事か。』
これがおじいちゃんと話しながら撮った写真。
フラッシュは使っていないのに、光の人影が写っていた。
例えフラッシュを使ったとしても光は自分側から放たれるため、普通は手元が明るくて奥が暗くなる。
明暗を逆にするためには自分の反対側から光を当てなければならないし、光の影を作るためにはもっと細工が必要になる。
この浜は出るって噂が絶えなくて、Youtubeで撮影中に得体のしれない女性の声が近づいてきて、撮影者が慌てて逃げ出すっていう動画があった。
ってことはオレの場合は女子ではなく、おじいちゃんだったって事か?(←女子希望説有力)
今思うと、もしかしたら作業着じゃなくて軍服だったのかな?
きっと釣りが好きな人で、なんか大きいのが釣れて暗がりでひとりではしゃいでる奴が居たから、気になって見に来たんだろうと思うw
おめでとうと言ってくれた言葉は、今もはっきりと覚えています。
この浜は相性がいいので最近のホームです。
大きいのが釣れたらまた会いましょう!!!(←フグの時はやめてね)