たいらんの道 neo

「蟲」という普通の人の眼に見えない不可思議な存在を題材し、人の想いなどがその蟲と絡むことで、様々な事件、現象が発生し、それを処理する為の存在が蟲師であり、その蟲師のギンコの活躍を描いたアヌフヌーン連載の漫画が「蟲師」です。
その原作の独特なタッチやストーリーを、損なわないよう、蟲師を愛し、研究しつくしたスタッフが丁寧にアニメ化、森や生き物の色彩、息吹を上手く表現し、原作の良さを最大限に引き出し、よりよい物へ昇華し、見事成功を収め、深夜というか明け方というトリッキーな放送時間枠ながらじわりじわりと人気が出てきて、BSに引越しするほどにまで躍進。DVDも売れ行き好調で、限定版が再販されるという異例ぶり。

蟲師 特別編集-蟲往来-

その蟲師がなんとこのたび、実写映画化するそうです。
しかもあの大友克洋監督で。
アニメの劇場版を作るならわかりますが、何故に実写映画化？
何故にオダギリジョー？
キャストも問題ですが、何よりも、得体の知れない不可思議な蟲を表現するのに実写ではどうしても映像的にチープになってしまう恐れがあり、ファンとしては複雑。
一応、蟲はCGで描かれるようですが、う～む。
しかも、撮影はすでに昨年の８月から滋賀県山中で撮影されて終了し、今は編集段階とのこと。
来春後悔もとい、公開予定だそうです。
何だか、蟲師ファンの間では黒歴史になりそうな予感。



↓このサントラは劇中で疲れた曲が収録されているのですが、蟲の息吹が聞こえてきそうで、なんだか癒されます。

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